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禰「ふがー!」三十五話 ページ37

『禰豆子ー、カナヲー。』

障害物競走が終わって、あたしは禰豆子とカナヲに抱きつく。

二人は「お疲れ様。【ふが〜。】」って言ってくれて思わず泣きそうになる。

いや泣かないけどね。

「お昼の時間に入ります。一時間後に競技を再開いたしますのでそれまでにお昼を済ませておいてください。」

お昼の放送が入って、体操着の生徒は運動場にシートをひき始める。

やっぱりほとんどの人が運動場で食べるよね。

『皆、教室で食べよう。』

炭「あぁ!そうだな!」

教室の方が周りの目を気にせずに食べれるし、机も椅子もある。

あたし達が教室に向かって靴箱に入って、あたしはずっと気になっていた後ろにいる人物達に声をかけた。

『なんでついてくるんですか。宇髄先生、不死川先生、伊黒先生、冨岡先生、煉獄先生。しのぶ先輩はカナヲから聞いてますが。』

宇「俺が呼んだんだよ。面白い奴がいるってな。」

誰が面白い奴なんだよ。

炭治郎のこと?

いや、多分違う。

『はぁ…全く。』

ピリリッピリリッピリリッ

『あ、もう来たかな?』

富「…誰がだ。」

『もしもし。』

富「心外っ!」

『うるさいです。』

あたしはスマホを耳に当てて電話の主と話す。

『うん……あ、じゃあ今から…。え?なら靴箱にいるから………うん。分かった。』

そして電話を切ったら皆からマジマジと見られる。

『な、なに…。』

善「だれ?ま、まさか彼氏…。」

『お昼ご飯いらないんだね。』

善「すみません。寝ぼけてました。」

なにが彼氏だ、あ?

宇「おいちょっと待て!善逸テメェまさかAにお弁当作ってもらったのか!」

『いや今日だけですよ。』

善「へーん。Aは料理上手なんですよ!俺の好きなものならなんでも作ってくれます!」

宇「羨ましいなぁ!俺ふぐ刺しがすきなんだ!」

善「あ!何気に好物伝えんな!」

『ふぐ刺しならお弁当に入ってますよ。』

てかうるさいから静かにしてほしい。

そんなことを思っていたら、外からこっちに向かって走ってくる女性が目に入った。

『っ!蜜璃ちゃん!』

蜜「Aちゃぁ〜ん!!」

大学生の甘露寺蜜璃。

可愛くてスタイルもいいし、性格だって。

実はあたしがアイドルだって知ってる人なんだ。

蜜璃ちゃんはあたしの元まで走ってきたら周りの皆の目も気にせず抱きしめてきた。

蜜「久しぶりぃ〜!」

『久しぶり…。蜜璃ちゃん、苦しい…。』

蜜「あぁごめんなさい!!」



…可愛い。

宇「三十六話ぁ!」→←嘴「三十四話だぁぁ!」



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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