『三話』 ページ4
あたしと善逸は明らかに早い時間に家を出た。
だって出るとき、7時45分だよ?まだあと15分はゆっくりしてもよかった…。
『ふぁ〜。』
善「わぁ、物凄いあくび…。」
ドコッ!←足を蹴る音。
善「いだぁぁぁぁぁ!!」
『黙れ。それよりなんでこんな早くに家を出たの。まだゆっくり出来たのに…。』
善「そりゃあ、炭治郎達と8時に集合って約束してるから。」
『!禰豆子もいるっ!?』
善「いるでしょ。きっと。」
やった!
あたしは善逸に駆け寄ったら、すぐさま聞いた。
『どこ!どこに集合なの?』
善「キメツ学園の近くの…。」
ガシッ!←手を掴む音。
善「え…。」
『さっさと行くよ!』
善逸の手を握ったら猛スピードでキメツ学園の近くの公園に直行した。
善「ぎゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
そして数分後。
公園に到着したら大好きな親友が立っているのが見えた。
『あ!禰豆子っ!』
パッ!←手を離す音。
善「ちょっ!グハッ!」
『会いたかったよー。』
禰「ふがっ、ふがっ!」
『もうっ、禰豆子っ!大好き!』
禰豆子を抱きしめて笑顔はしないが、いつもより明るく言った。
竈門禰豆子はあたしの親友。
あたしと同じくらいの髪の長さに綺麗な顔立ち。
噂では「フランスパンを咥えた美少女。」って呼ばれるぐらい。
どうしてフランスパン咥えてるかって?
可愛いからいいじゃん。細かいことは。
炭「A、おはよう!」
『炭治郎、おはよう。』
さすが禰豆子の兄。
禰豆子と揃って美少年。
禰豆子の兄、竈門炭治郎。
あたしと善逸の同い年。
人気パン屋が家の炭治郎と禰豆子はいつも仲良しで世界で一番、仲良しの兄妹だとあたしは思う。
炭「禰豆子、ずっとAに会いたがってたから嬉しいんだろうな。」
『そうなの?』
ちらっと禰豆子を見れば嬉しそうにあたしを抱きしめる禰豆子。
…可愛い。
嘴「おい!A丸っ。」
『あ、伊之助。おはよう。』
嘴平伊之助。同じく同い年。
綺麗な顔立ちなのに何故か年中半袖でシャツのボタンを外してる。
そして何故か名前を間違える。
嘴「あれっ!」
『?』
伊之助が指差す方を見れば、そこには地面にへばりついて泣いてる善逸。
あれ、いつの間に手、離してた。
……でも。
善「うぅぅぅっっ!!」
『はぁ…。』
本当にダラシない。
一回、炭治郎を見習え、バカ。
炭「ん?四話って言えばいいのか?」→←善「二話!女の子見てねぇ!!」
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時