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富「二十六話。」 ページ27

善「頑張ってね。』

『当たり前。赤チーム優勝狙ってるんだから。』

善「あー聞いた話だとどのチームも優勝目指してるらしいよ、今年は。」

『あとなんか変な噂を聞いたんだけど。』

あたしは小さな声で善逸に言う。

『今年は先生チームがあるって本当?』

善「マジだよ。先生チームが勝った場合課題の宿題が倍。」

『絶対勝つから。』

アイドルの仕事の合間に頑張って宿題終わらせてるのにそんな事で宿題増やされてたまるか。

あたしは善逸に背を向けて赤チームのところに行った。

そして入場後次々に走っていく100m走。

あたしは女子の最後なんだよなー。

まぁもちろん女性先生もいるわけで。

「おぉっと!!胡蝶カナエ先生一位です!美しい走りとともにぶっちぎりで一位になりました!」

放送で聞こえてくる内容と目の前で汗を流しながら笑顔で他の先生とハイタッチするしのぶ先輩のお姉さんの胡蝶カナエ先生。

美人で優しく生徒からも高評価。

あたしもさ、カナエ先生は嫌いじゃないよ?

でも先生チーム速すぎない!?

マジでやってるじゃん!

「それでは女子最後に走る方はスタートラインに集まってください。」

ここで終わればよかった。

でも終わらないのがキメツ学園の先生。

「きゃー!輩せんせー!どうしてここにいるの?」

宇「先生はおまえら生徒より人数少ねぇからこうゆうのは先生ありなんだよ。ま、勝ちは頂きだな。」

そう。

あのデカブツ派手男の先生が女子の時に走るのだ。

ふざけんなよ!なにが「勝ちは頂きだな。」だよ!

そう思うなら女子の時に来んな!

こんなデカブツ派手男と一緒に走る事になるなんて。

宇「あ!いた!」

『…。』

無視だ無視。

さすがにたくさんの人がたくさん見ている中で捕まえてきたりはしない。

そして見事一番内側の方でスタートできる権利を得てあたしは集中する。

炭治郎やカナヲ、禰豆子、赤チームの人のために。

それに…。

善「Aー!頑張れー!」

善逸が応援してくれてるんだ。

こんなデカブツ派手男に負けるか。

「それでは位置についてー。」

宇「まぁ女子だから手加減すっか。」

「わぁ!輩せんせー、優しいー!」

宇「当たり前だろ?」

アホだねあのデカブツ派手男。

なめてもらっちゃ困る。

「よーい、ドンッ!」パァン!

あたしがアイドルで無惨にしごかれてる体力を。

宇「は?」

後ろから聞こえたマヌケな声。

それを無視してあたしは100mをぶっちぎりでゴールした。

ザマーミロ。

禰「ふがーふがー。」二十七話→←嘴「二十五話だぜ!」



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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