【HQ!!】我、席替えを所望す。

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「ねぇねぇ！」

『なに？』

「今、北くんと席となりなんやってな！

来週の夏祭り、行くか聞いてくれへん？」

『自分、北が好きなんやろ？

大切な友達の好きな人とは話しにくいわぁ。

勇気出して、あんたで頑張って聞いてみ、な？』

「…それもそうやね。

　話聞いてくれてありがとうな！」

『はいよー。』

なんで女子は自分で聞かへんのや。

自分の色恋くらい自分でどうにかしぃや！！

なんて心の声は誰にも届かん。

「門野、おはよう。」

『あー、北。おはよう。』

「あー、ってなんや？」

おもろいこと言うなぁ、と微笑む北。

様になっとるからちょっとムカつく。

『(私のここ最近の悩みの元凶は、

お前なんやぞ北このやろぉぉぉぉ！)』

学年イチのモテ男、北信介と

そのモテ男が好きな数多の女子と

女子に振り回されるそのモテ男の隣人←私

『(私の平穏ライフ、はよ返せや！)』

我、席替えを所望す。

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初めまして、作者のみゆまるです！

小説を書くなんて初めてなのですが、

精一杯がんばります！

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