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さっきから黙り込んでいるフロイド先輩の顔色を、そっとうかがおうとすると、フロイド先輩の大きな手が伸びてきて、そのままぎゅっといつも抱きしめられた。
「ぇっ？とせんぱ………」
「まじくらげちゃんおもしれぇ〜！俺ありがとうなんて言われたの久々なんだけど！」
そのまま私をぎゅーっと抱きしめ………いや、締めてくる。
「先輩゛ぐるじぃでず！」
「うわ！くらげちゃんごめんねぇ！」
フロイド先輩から解放され、フロイド先輩はむせる私を心配そうに見ながら、「優しくしたつもりだったんだけどなぁ…」
とか何とかブツブツ呟いていたと思ったら
「ごめ！くらげちゃん！俺帰るわ！！！」
そう言ってガバッと立ち上がると物凄い勢いで走って行ってしまった。
「えっ………？ええ…」
ガッシャーンと言う音と共にフロイド先輩のやっべ！という声が聞こえて、あっという間にあたりは静かになってしまった。
(私も帰るか…)
温室の外に出てみると、どれくらい寝ていたのだろうか外はもう夜になっていた。
あんまり帰るのが遅いと、寮長に怒られてしまうかもしれないし、明日提出の課題も終わっていない。
風が冷たく、意外と肌寒い。
もうそろそろ10月かぁ…と、何となくおもった。
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みみみよ - ありがとうございます！続編作りましたー！ (2020年7月30日 22時) (
レス) id: 9263a3a9a9 (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - 凄く面白かったです！続きの話ですがみたいです！是非検討(？)してくれると嬉しいです！ (2020年6月18日 0時) (レス) id: 314a198c1c (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯 - 面白かったです…！私は続き見たいな、と思いました！(あくまで一読者の意見ですが…。)お身体に気をつけてください(*´∀｀*) (2020年6月8日 19時) (レス) id: 71646cf771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみよ | 作成日時：2020年5月4日 16時
