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(うっ…緊張する………)
連れてこられたモストロ・ラウンジで奥のとんでもなく広いVIPルームで私はオクタヴィネル寮長と向かい合っていた
｢何か悩み事があるとお伺いしました…ですが、この私ならあなたを助けてあげられます。｣
目の前で寮長のアズール先輩が優しく笑う
(いや…悩みとか…ないんですよ………)
困った、これはまずいぞ、目の前のアズール先輩の目の、奥が笑っていない！
かと言って私の両隣はオクタヴィネル寮名物の双子にがっちり固められてしまっているので逃げられもしない…！
｢さぁ！悩みを！｣
アズール先輩が畳み掛けてくる
(悩み！？悩み…？どうしよう)
双子がちょっとずつ距離を詰めて圧をかけてくる
｢さぁ！｣
(もっ……もうダメだっ…)
｢私を楽しませてくださいぃ！それが！私の！願いです！！｣
｢は？｣
ポカンとした顔のアズール先輩、両隣で何が面白いのか肩を震わす双子
(私…何言ってるんだ！？)
｢あっ…え〜と、これはその…｣
｢分かりました。｣
もじゃもじゃと言い訳しようとするわたしにアズール先輩はどこからともなく契約書をだした。
｢え？わかりましたって？｣
｢ええ、ですから我々があなたが楽しめるようにサポートさせていただきます。｣
課題の代行から何から何まで完璧にサポートさせていただきます。ってなんだかちょっと違うような気もしなくもないが、
(とりあえず…何とかなっ…た？)
｢では、今からマジカルシフト大会が、終わるまでの期間限定での契約ということで｣
そう言ってアズール先輩が差し出して来た契約書に
｢サインを｣
｢あっ、はい｣
とまぁ、割と軽い感じで私はサインをした。
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みみみよ - ありがとうございます！続編作りましたー！ (2020年7月30日 22時) (
レス) id: 9263a3a9a9 (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - 凄く面白かったです！続きの話ですがみたいです！是非検討(？)してくれると嬉しいです！ (2020年6月18日 0時) (レス) id: 314a198c1c (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯 - 面白かったです…！私は続き見たいな、と思いました！(あくまで一読者の意見ですが…。)お身体に気をつけてください(*´∀｀*) (2020年6月8日 19時) (レス) id: 71646cf771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみよ | 作成日時：2020年5月4日 16時
