戻らない102 ページ12
ﾛｰｼﾞｰ「それじゃあA、また連絡するわね!」
『はい、また待ってます』
アラスターが店を出てから約1時間後、
ロージーとAも店を出て解散をした。
余ったお金はAが持ち、後で彼に渡そうと鞄にしまいこんだ。
ロージーとお互いに電話番号を伝え合い、改めて友人になったんだと嬉しさが込み上げてきた。
だが相変わらず窓に移る自身の表情は何も変わらず、少しだけ切なくなった。
＿＿＿＿＿本当に死人みたい...。それとも人形かしら?
『...ｯ』
今は亡き同僚に言われた言葉。
反抗するように足元に転がる石を蹴り、自身の家へ足を向かわせる。
久々に飲んだお酒に、フラフラともたつかせながら歩ませる足。
元々お酒が弱いAにとって、辛口のワインは中々きついものであった。
意識のあるうちに早く家に向かってしまおう、
そうは思っているものの体は上手く動いてはくれない。
タクシーを拾おうか、だがあの森の中を走らせるのは正直気が引ける。
ゆっくりでもいいから帰ろう、時間なんて死ぬ程ある。
月の光が差し込む道を、Aはとぼとぼと1人歩き続けた。
.
.
.
ﾐﾑｼﾞｰ「えぇ?!
女の家に住み着いてるですって!?」
街の奥にそびえ立つ1軒のクラブにて、その主の女は叫びに近い声を上げて言葉を発した。
テーブルを挟んで目の前に座るアラスターはロックグラスを手に掴み、中に入っている氷を回していた。
ｱﾗｽﾀｰ「ちゃんと目的があってですよ。
ただ住み着いてるだなんて、まるで私がヒモみたいな発言は慎んで頂きたい」
ﾐﾑｼﾞｰ「へぇ〜そう?
それで? その目的とやらを勿論アタシに話してくれるわよね?
アナタから振った話ですもの〜」
ｱﾗｽﾀｰ「えぇ。彼女とは会うことがないと思いますので」
あら?顔だけでも見せてよね?
どうせいつものように殺すのなら生きてるうちにね?
ミムジーはそう言うと、アラスターから奢ってもらったお酒をグラスに注ぎ
お酒のツマミのように彼の話を食い気味で聞いていた。
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めかぶ(プロフ) - コモ(=´∀｀)Wさん» こんにちは!!コメントありがとうございます!!そう言っていただき嬉しいです!!アダムとアラスター、2人ともいいですよねぇ!!捨てきれません!!今後ともよろしくお願いいたします!! (5月7日 22時) (
レス) @page43 id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
コモ(=´∀｀)W(プロフ) - すごく面白いです!!!アダムもアラスターも推しなのでこんなに理想的な小説に出会えて嬉しいです!更新待ってます! (5月4日 19時) (レス) @page28 id: e059f57a83 (このIDを非表示/違反報告)
めかぶ(プロフ) - るるさん» 初コメありがとうございます!ハズビンホテルいいですよねぇ!!私もハマりにハマっちゃいました笑この小説も共に楽しんでいただけると嬉しいです!! (4月25日 22時) (レス) id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
めかぶ(プロフ) - ものくろさん» こんにちは!いやん!今まで見た小説の中で1番だなんて嬉しすぎます!ありがとうございます!! (4月25日 22時) (レス) id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
めかぶ(プロフ) - アイリスさん» 初めまして!ご返信遅くなってごめんなさい!素敵な小説だなんて!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!! (4月25日 22時) (レス) id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めかぶ | 作成日時：2024年3月24日 23時
