戻らない101 ページ11
ｱﾗｽﾀｰ「それでは食事も終えた事なので、
私はこれにてお暇させていただきます」
口元をナフキンで拭い、机にここの食事代以上の代金を置くと
アラスターはゆっくりと席から立ち上がった。
Aも着いていこうと席を立ち上がろうとした時、目の前に手が伸びてきて
ロージーともう少し会話を楽しんではいかがですか?と止められた。
1人がいいのだろうか?
そう察したAは再度、席へ腰を下ろし座りながらアラスターを見上げる。
ｱﾗｽﾀｰ「それではロージー...
彼女をよろしく頼みましたよ」
ﾛｰｼﾞｰ「えぇ、また連絡待ってるわ」
深く頭を下げ、アラスターはレストランの扉へと足を歩ませ
外へ出ていった。
それを目で追う彼女にロージーは気になる?と声を掛ける。
気にはなるが彼のプライベートに顔を突っ込む訳には行かない、
ロージーの問いに答えるように静かに首を左右に振った。
ﾛｰｼﾞｰ「あら?やっぱり貴方変わった子ね。
普通の女性だったら気になって仕方ないはずなのに。
彼、顔だけは良いからモテるのよ?」
モテる...。
確かに見渡す限りの男性を見ると、アラスターの顔の良さはずば抜けているように感じる。
だが、だからと言って好きという訳では無い。
...それに。
『彼のプライベートに...触れてはいけない気がして』
あの笑顔の下に何を隠しているのか、
まるでこれ以上干渉してくるなと言われているような気がしていたのだ。
Aはグラスに残ったワインを口へ流し込み、その様子をロージーはじっと見つめる。
ﾛｰｼﾞｰ「...彼の気持ちわかる気がする」
この純白で色味のない女性を色付けたくなる気持ち、
ニヤリと口角が上がる口元を、ロージーはそっと手の下に隠した。
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めかぶ(プロフ) - コモ(=´∀｀)Wさん» こんにちは!!コメントありがとうございます!!そう言っていただき嬉しいです!!アダムとアラスター、2人ともいいですよねぇ!!捨てきれません!!今後ともよろしくお願いいたします!! (5月7日 22時) (
レス) @page43 id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
コモ(=´∀｀)W(プロフ) - すごく面白いです!!!アダムもアラスターも推しなのでこんなに理想的な小説に出会えて嬉しいです!更新待ってます! (5月4日 19時) (レス) @page28 id: e059f57a83 (このIDを非表示/違反報告)
めかぶ(プロフ) - るるさん» 初コメありがとうございます!ハズビンホテルいいですよねぇ!!私もハマりにハマっちゃいました笑この小説も共に楽しんでいただけると嬉しいです!! (4月25日 22時) (レス) id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
めかぶ(プロフ) - ものくろさん» こんにちは!いやん!今まで見た小説の中で1番だなんて嬉しすぎます!ありがとうございます!! (4月25日 22時) (レス) id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
めかぶ(プロフ) - アイリスさん» 初めまして!ご返信遅くなってごめんなさい!素敵な小説だなんて!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!! (4月25日 22時) (レス) id: 0de0e60a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めかぶ | 作成日時：2024年3月24日 23時
