ふぁーすとれでぃ【snr】

ふ ページ1

学校帰り

いつものようにホテルに行って、互いを激しく求めあった後、さっきまでの事が嘘のように冷めた空気で着替える2人

「はよしないと、電車来ちゃうで」

「うん」

薄暗い中、ネクタイを締める先生の左手には嫌ってくらいに光る指輪

それを見る度戒めのように胸が痛くなる

先生には私より大事な人がいる

私(これ)とは体だけの関係

それ以上でもそれ以下でもない

彼が言わなくても、そう言われているようで

「せんせ、最後にキスだけ、して」

「ん、ええよ」

優しく、甘いキスの雨を降らせる

この人は狡い人だと分かっていながらも、好きでいるのを止められない私は子供なの？

ぁ→

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