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「そう言えば、若そうだけどおいくつですか?」



岩本「今年25です。」




「え?!そうなの?!
そんな年下なんだぁ」




岩本「年齢きいても大丈夫ですか?」




「今年33。そっかぁ、8つ下かぁ。
通りで可愛らしいって思うわけか。笑」



岩本「男に可愛いって褒め言葉じゃないっすからね。笑」



「ってみんな言うけど可愛いのは可愛いで仕方ない。笑」



岩本「そう言えば、下の名前きいていっすか?」



「うちの?Aやよ。
別にタメ口でいいからね。その方が好き。」




岩本「そうなんだ。ちなみにさ、Aさんって関西出身なの?」



「せやよ、京都」



岩本「そうなんだ。いいよね関西弁って。
俺の友達にも関西の奴いてさ。好きなんだよね」



「うーん、うちにはあんまりわからへんけど、好きって言うてくれはる人は多いね。」




岩本「いいじゃん。はんなりって言うの?
俺好き」



「はんなりって。笑
京言葉使うのはもうおばあちゃん達ばっかりやよ」



岩本「そうなんだ。」



「お友達も京都やのん?」




岩本「いや、そいつは奈良」




「そうなんやね。奈良うちも好きよ」




そんな在り来りな話をしていたらいつの間にかケーキもなくなって、時計は22時すぎを指していた。



「岩本さん、明日は仕事あらへんの?」



岩本「俺明日は昼から」



「そうなんやね。なんの仕事してはるん?」



岩本「あー、まぁフリーランスかな?」



「そっか。大変やね」



岩本「そっちは?」




「うち?うちはデザイン会社でアシスタント」




岩本「へぇ、すげぇじゃん」




「そんなことあらへんよ。笑」



そんな話をしながらそろそろ時間も遅いからということで帰り支度をして玄関まで見送る。



「今日はホンマにありがとう。」



岩本「こちらこそ、お礼なのに家あがってコーヒーまでごちそうになっちゃって。


あのさ、もし良かったらなんだけどさ。
時間があうならまたご飯よんでくんない?
ひとりじゃ寂しくてさ。笑」



「寂しがりなんやね。笑
ええよ、岩本さんが来たい時においで」



岩本「俺、下の名前ひかるっていうの、照らすってかいてひかる」



「珍しいね。覚えやすい。笑」



岩本「じゃあ、また。
おやすみ」



「うん。おやすみなさい」



この日から、彼は私にとって弟みたいな存在になっていった。

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miyna(プロフ) - ゆりちぱさん、コメントありがとうございます!岩本さんが甘えたいけど甘える場所がないと言っていた記事をみて、甘えるならこんな感じかなぁと思って作りました!私も安田担です!シリーズ読んでくれてありがとうございます! (2020年6月1日 14時) (レス) id: d1019240f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - miynaさん、コメント失礼します!私安田担でして、ずっとmiynaさんの心から一緒に、など読んでいたのですが、今回のお話が照くんで、、!私実は岩本担でもあるのでとっても嬉しいです! (2020年6月1日 12時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miyna | 作成日時:2020年6月1日 10時

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