9 ページ9
「そこ座っててください。用意しますから」
と言うとソファに座る岩本さん。
その足はしっかり閉じられており、長い足は今にもテーブルにぶつかりそうだ。
でも、なんか縮こまってて可愛い。笑
「アイスコーヒーでいいですか？」
岩本「あ、ありがとうございます」
その声からは少し緊張が伺える。
そりゃそうか。
ほとんど知らない女の人の部屋に上がってるんだもんなぁ。
そう思いながら箱を開けると
「岩本さん、これそのまま私にわたそうとしたんですか？」
岩本「何がいいかわからなくて」
目の前の箱の中には種類の違う6つのケーキ。
「ふふ、ふふはは！笑
いくらなんでも1人でこんなに食べれへんよぉ。
よかったぁ、来てくれはって」
なんて可愛い人なんだろう。
この出来事で今までの彼への印象はどこかへ飛んでいってしまった。
笑いをこらえながら箱とコーヒー、食器をテーブルにもっていく。
「はい！岩本さんえらんで！」
岩本「え、いえ先に選んでもらって」
「全部すきやの！だから先にはい！」
そう言うとまた少し遠慮気味にチョコレートベースのケーキを取った。
「コーヒーお砂糖とミルクは？」
岩本「えっと、シロップ3つ貰っていいですか？」
「めっちゃ甘党やねんね笑」
そういうとまた目を細めて今度ははにかむ様な顔を見せる。
「じゃあ、いただきます」
そう言って2人で食べ始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 457人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miyna(プロフ) - ゆりちぱさん、コメントありがとうございます！岩本さんが甘えたいけど甘える場所がないと言っていた記事をみて、甘えるならこんな感じかなぁと思って作りました！私も安田担です！シリーズ読んでくれてありがとうございます！ (2020年6月1日 14時) (
レス) id: d1019240f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - miynaさん、コメント失礼します！私安田担でして、ずっとmiynaさんの心から一緒に、など読んでいたのですが、今回のお話が照くんで、、！私実は岩本担でもあるのでとっても嬉しいです！ (2020年6月1日 12時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miyna
| 作成日時：2020年6月1日 10時
