それでもキミがいい(雪男yellow)

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タクシーを手配している岩本くん。


岩本「はい、お願いします。







なんかさ、ふっかと楽しそうに喋ってたじゃん」



「うん、いいお友達だね。」




岩本「まぁずっと一緒にいる仲間だからね」




「仲間かぁ。いいね、そう言える人が周りにいるって」



深「ただいまぁ」



岩本「おかえり。ふっかのタクシーも呼んだよ？」




深「おう、ありがと」




「今日はほんと色々ありがとうございました」



深「いえいえ、俺もこんな照みて安心しました。これからも照の事よろしくお願いします。」



「そんな大層なことしてないですから」



岩本「なんだよその挨拶」




深「俺はお兄さんとして挨拶を」




岩本「誰がお兄さんだよ。笑」




「ふふ。笑
仲良いね。2人とも」




深「もう13年くらい一緒にいるんで」



「そんなに？て事は中学生くらいから？？
岩本くん、いいお兄さんもったね。笑」



「うるせぇな。笑
ほらもうタクシー来るから準備して。
ふっか、さすがにお姫様抱っこで外でれねぇから手伝って」



そう言って支度を終え2人で梨花を支えて表にでる。


「あ、お会計」



岩本「ふっかがもう全部払ってるよ。ほら、行くぞ」



「え？そんな申し訳ない」



岩本「とりあえず帰んのが先だろ。ほら」



そういってると目の前にタクシーが止まる。



深「あ、黒木さん。そこ危ない。もっとこっち寄って。」



「あ、すみません」



深「とりあえずこの子乗せて。
俺も一緒にいこうか？」



岩本「いや、2:2の方が危ないだろ。
俺だけで大丈夫。」



深「わかった。とりあえずまたなんかあったら連絡して」



「ほんとすみません。ありがとうございました。」



深「いえ。じゃあまた」



「おやすみなさい」



岩本「ほら、乗るよ！」



「はぁい」



そう言って自宅に向かってタクシーを走らせ、到着したマンションのエントランスから梨花をお姫様抱っこしてもらい、私の家のベットに寝かせた。

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