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「はい、どうぞ」
岩本「いただきます」
そう言って食べてる笑顔は前とかわらない。
「また、疲れた顔してるね」
岩本「?。そうかな?」
「あの時程じゃないけど。
あの日はほんとにしんどそうだった。
全部自分で抱えて、弱音吐けない性格なんだなぁって。
だから言葉に出すことで少し中和出来ればって思って。
それであんな事始めたの。笑」
岩本「俺、知らないうちに支えられっぱなしだね。笑」
「その分仕事場でみんなを支えてるんでしょ?
見てたらそのくらいわかるよ。
だからたまには気を抜いていいんだよ?」
岩本「・・・。ご馳走様。
ねぇ、抱きしめていい?」
唐突な申し出に思考がショートする。
「え?」
岩本「なんか落ち着くんだよ。」
そう言いながらこちらの返事を待たずしてギュッと抱きしめられた。
岩本「ねぇ、いつもみたいにお疲れ様って言って」
「・・・お疲れ様」
岩本「うん、疲れた。ありがとう」
そういう彼の頭を自然に撫でたくなって、いつもみたいに彼を頭を撫でた。
いつの間にか、彼を癒すために始めたお疲れ様の挨拶は私にとっても癒しになっていた事にこの一週間の出来事で思い知らされた。
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miyna(プロフ) - ゆりちぱさん、コメントありがとうございます!岩本さんが甘えたいけど甘える場所がないと言っていた記事をみて、甘えるならこんな感じかなぁと思って作りました!私も安田担です!シリーズ読んでくれてありがとうございます! (2020年6月1日 14時) (レス) id: d1019240f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - miynaさん、コメント失礼します!私安田担でして、ずっとmiynaさんの心から一緒に、など読んでいたのですが、今回のお話が照くんで、、!私実は岩本担でもあるのでとっても嬉しいです! (2020年6月1日 12時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miyna | 作成日時:2020年6月1日 10時