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memory78 ページ22
姉が死んでから私の人生は荒れていた。母親は私に姉のような完璧人間になれと言ってきたり、婆ちゃんは私を姉と間違えたり、父親は仕事に没頭し家に帰って来なくなった。
そんなときに希望ヶ峰学園からのスカウトの手紙。私は迷ったが親が行けと言うので考える事すらできなかった。
入学式。私は驚いた。姉のお葬式に来ていた少女がそこにいるのだ。ここにあの時の彼女が。そうだ。あの時の言葉の意味を聞きたい。何がこっち側なのだ。
だが、聞くタイミングを逃し私はクラスで浮いてしまった。所謂“ぼっち”だった。とは言っても他にも“探偵”“御曹子”“軍人”もいつも一人でいた。
探偵は中立であり続けるために。
御曹子は気高き存在であるために。
軍人は周りから怖がられて。
私は一人でいる事が正しいと信じ。
だけどそんな私達にいつも話しかけてくる人がいた。それが
“苗木誠”
彼だった。
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- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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作者名：深夏 | 作成日時：2014年5月28日 20時
