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二階堂side


最後のお客さんの髪を切りながら
今日の夕飯のことを考える

藤ヶ谷「…って、にか聞いてる?」

つい考える事に集中しちゃって
俺がこの店で働き始めてから俺をずっと指名してくれる、藤ヶ谷さんの話を聞いていなかった


二階堂「ごめんごめん!なに?」

藤ヶ谷「だから、その後例のダンサーさんとは
上手く行ったの?」


そう、藤ヶ谷さんは健永の誕生日の時に
色々アドバイスをしてくれた人でもある
そして俺の思ってるこの気持ちも受け止めてくれた人


二階堂「多分上手く行ってる…はず
今日も18時から約束してて…
でも意識し過ぎて冷たくしちゃうんだよね」

藤ヶ谷「なるほどね
ま、相手はそんなに深くは考えてないんじゃないかな」

二階堂「それも嫌だな…」

藤ヶ谷「なら、確認してみる?
にか6日ヒマ?午前中だけでも遊びに行こ」

二階堂「う、うん」


こうして何故か不敵な笑みを浮かべてる
藤ヶ谷さんと遊びに行く約束をしたんだけど
何が目的なんだろうか

☆→←8.6 2氏誕生日編



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作者名:宮玉.渉輔Love | 作成日時:2017年9月14日 0時

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