俺足2 誕生日編まとめ part6 (ページ35)

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おまけページ35

二階堂side

玉森の家で暫く呑みながら買ってきた物を食べてるんだけど､久し振りなのに凄く楽しい
屋台の料理とか最近じゃロケでしか食べてないしね

玉森「あ､そうだ
お誕生日おめでとうございます」

「あ､ありがとうございます！」

玉森「プレゼント荷物の脇にあるよ」

お互い巫山戯ながら話してたんだけどプレゼントの存在を伝えられ見ると､確かに俺の荷物の横にある
開けて良いか確認して開けると瓶に入ってるボディクリームとハンドクリーム

夏でもハンドクリーム使ってるのを知ってくれてるから､くれたんだろうな

「ありがとう！」

玉森「いいえ〜。
匂いもそこ迄強くないからニカでも使いやすいと思う」

表ではバチバチに言い争ってた事もある俺等だけど､お互い見てたり細かい所を気にしてたりと割といい関係。
最近はロケに行く度に玉森からその場所の写真が送られてくるくらいに

ずーっと一緒に過ごしてきてるけど今が1番いい関係な気がする
大人になれたんだろうな

メンバーにも迷惑掛けまくって苛々してるのとか全面に出してたから気使わせたりもしてたけど､もういい年だから気を付けよう

なんて考えつつ食べてると玉森が冷蔵庫から白ワインとケーキが入った箱を取り出してきた

玉森「チーズケーキだからニカでも食べれると思って。一口で良いから食べよ？白ワインと合うし」

「ありがと〜」

甘いのが苦手な俺の為に甘さ控えめのチーズケーキを選んでくれてたのを知って､泣きそうになる
こうやってされると､愛されてるな〜とか自惚れてしまう

綺麗に盛り付けて貰って乾杯をし直して白ワインを口に含む
少しピリッと来るけどそれもまた美味しい
チーズケーキも甘さが全然無くて食べやすい

「うま…」

玉森「良かった」

いい感じのほろ酔い加減で凄く幸せな時間
いつもは素直に言えないお礼もお酒に任せて言えたし良かった