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玉森side
｢ごめん！遅れて！
涼ちゃんと喋ってたら時間過ぎちゃった｣
｢大丈夫ですよ(笑)｣
１週間ぶりに見る彼女の姿
｢１週間お仕事お疲れさまでした｣
そう言う彼女は
ふわっと優しい笑みで微笑んだ
｢急に会いたいとかわがまま言ってごめんなさい･･･｣
｢ううん仕事休みだったし気にしないで〜｣
こんな時
素直に”俺も会いたかった”って言えたらいいのに
｢今日これからなにしよっか？｣
｢ここでこうやってお話してたいです｣
｢ここでいいの？
どっかドライブとか行かない？｣
｢だってもし誰かにバレたら迷惑かけちゃうし
それに今こうやって玉森くんと
話せてるのがすごく幸せなんです｣
そう言う彼女の瞳にはなぜか涙がたまっていた
｢え？泣いてるの？｣
｢すみませんちょっと色々思い出しちゃって･･･｣
目に涙をためながらも
無理して笑顔を作ろうとする彼女
気づけば俺はそんな彼女を抱きしめていた
｢玉森･･･くん･･･？｣
彼女のことを放っておけなかった
無理して笑う姿なんて見たくなかった
｢何があったかわかんないけどさ
俺の前では我慢しなくていいんだよ
泣いてもいいしわがままたくさん言ってもいいけど
無理だけはしないで｣
そう言うと彼女は何かの糸が切れたかのように
わんわんと泣き出した
相当我慢してたんだろうな
でも俺はそんな彼女を
抱きしめることしかできなかった
｢玉森くん･･･あの･･･わたし･･･ ｢まって｣
｢え？｣
｢俺、君のことが好きなんだ
名前も知らない、君のことなにも知らないけど
それでも君がいいって思えた
だから
僕と付き合ってください｣
もう止まらなかった
彼女が他の人のものになってしまう前に
気持ちを伝えなきゃって思った
｢･･･うそ･･･本当に？｣
まんまるな目をして俺を見上げる君
｢本当だよ
君にどんな過去があったかは分からないけど
俺が絶対に君のこと幸せにする｣
そう真っ直ぐな気持ちを伝えると
｢ありがとうっ、よろしくお願いしますっ｣
と涙ぐみながら震える声でそう言った彼女
俺はそんな君をもう１度
優しく抱きしめた
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みゅう(プロフ) - しらたまさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます(；_；)最近お仕事が忙しいので週一更新になってしまうのですが完結までお付き合いいただけると嬉しいです(^^)最後までよろしくおねがいします！！ (2017年4月2日 13時) (
レス) id: 46a207d93b (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 全部読みました！続きとても気になります更新頑張ってください！この作品が大好きです応援してます！ (2017年3月27日 1時) (レス) id: e59134e31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2017年2月24日 21時
