5 ページ5
玉森side
「涼ちゃ〜ん」
「お、玉森どうした?こんな時間に?」
「あのさ、お昼に会った女の子の部屋教えてくんない?」
「いやさすがにそれは・・・ね」
「別になんかするわけじゃないし
ただお昼のこと謝りたいだけ」
「・・・んー
・・・まあ分かったよ謝ったらすぐ帰るんだぞ」
「さんきゅ〜涼ちゃん〜
てかあの子涼ちゃんの彼女?」
「いや彼女じゃないけど、幼なじみ的な・・・?」
「幼なじみ?あんな子いたっけ?」
「まああんま気にすんなって早くいけよ」
急に慌てだした涼ちゃんに違和感を覚えながらも
教えてもらったあの子の部屋へと向かった
コンコン
ドアをノックすると
あの可愛らしい声で”はい”と返事が聞こえた
ガラッ
「えっ、、玉森くん、、?」
「・・・あのさ・・・お昼は本当にごめんね?
あのとき気分悪くて八つ当たりみたいになっちゃって」
「こちらこそごめんなさい・・・
これからは気をつけます・・・
あの・・・それだけ言いに来てくれたんですか・・・?」
「いや・・・あの・・・その・・・
・
・
・
・・・もしよかったらちょっとお話しない・・・?」
「・・・え?」
自分でもびっくりした
こんなことを言うなんて
しかも人見知りの俺が
「いや!あの!なんていうか!
連れが寝ちゃって話し相手いなかったからさ!
無理ならいいよ!帰るから!じゃ!」
ファンの子にこんなこと言うなんてどうかしてる
ちょっと酒飲みすぎたかな
そう思い慌てて部屋に戻ろうとしたその時
「まって!」
彼女の大きな声とともに
左腕に温もりを感じた
驚いて後ろを振り返ると
俺の腕を掴んで上目遣いでこちらを見つめる彼女
「あっ、ごめんなさいっ!」
腕を掴んでいたことに気づき慌てて手を離すと
彼女の色白な顔が一瞬で真っ赤に染まった
不覚にも ”かわいい”と そう感じてしまった
「ふふっ、大丈夫だよ(笑)
じゃあ一緒にお話しよっか?」
そう言うと ”良かったら入りますか?” と
部屋の中に入れてくれた
132人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゅう(プロフ) - しらたまさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)最近お仕事が忙しいので週一更新になってしまうのですが完結までお付き合いいただけると嬉しいです(^^)最後までよろしくおねがいします!! (2017年4月2日 13時) (レス) id: 46a207d93b (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 全部読みました!続きとても気になります更新頑張ってください!この作品が大好きです応援してます! (2017年3月27日 1時) (レス) id: e59134e31a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゅう | 作成日時:2017年2月24日 21時