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ページ4

玉森side







「おい玉森そんな言い方しなくてもいいだろ?」







俺と女の子のやりとりを見て

すかさず涼ちゃんが俺にそう言った







「ごめんさすがに言いすぎた

お願いだから泣かないで?」





「すみません泣き虫で、、

何も考えなかった私が悪いんです本当にごめんなさい」







それだけ言うと女の子は頭を下げ

自分の部屋に戻っていった







「玉森まあお前の気持ちも分かるけどさ

相手は女の子なんだから」





「うん俺も悪かったと思ってる」







のぼせて気分が悪かったこともあって

八つ当たりのようになってしまったことを

深く後悔した







部屋に戻ると







「あれ、たま遅かったね、なんかあった?」





「いや、ちょっと涼ちゃんと話してただけ〜」







心配性の宮田のことだから

ファンがいたなんて言ったらすぐ出ていくだろうな







そう思って宮田には言わなかった







夜になると

テーブルにずらーっと懐石料理が並び

その美味しさに2人とも大満足だった







本当に美味しくてお酒もすすんでしまい

満腹になった宮田はすぐに夢の中へ







「ふふっ、いい歳した大人がよだれ垂らすなよ〜」







半開きの口から垂れているよだれを拭き取り

布団が敷いてあるところまで転がしてやった







お酒が入っているからか全く起きない宮田







俺もこのまま寝てしまいたかったけど

この後どうしても行きたいところがあった






それはお昼に会ったあの女の子のところ






八つ当たりしてしまったことを

どうしても謝りたかったから


.

.

.



でもこれはただの言い訳なのかもしれない







だって普段の俺なら、最低かもしれないけど

あんなひどいことを言っても罪悪感は感じない







でもあの子に謝りたいって思ったのはきっと

・・・もう1度あの子に会いたいと思ったから







なんだかあの子は不思議だった







なんて言ったらいいか分からないけど

初めて会ったような気がしないそんな感覚だった








もう1度あの子に会ってみたかった俺は

気持ちよさそうに寝ている宮田を置いて

1人受付へと向かった

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設定タグ:キスマイ , 玉森裕太 , 秘密   
作品ジャンル:恋愛
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みゅう(プロフ) - しらたまさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)最近お仕事が忙しいので週一更新になってしまうのですが完結までお付き合いいただけると嬉しいです(^^)最後までよろしくおねがいします!! (2017年4月2日 13時) (レス) id: 46a207d93b (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 全部読みました!続きとても気になります更新頑張ってください!この作品が大好きです応援してます! (2017年3月27日 1時) (レス) id: e59134e31a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅう | 作成日時:2017年2月24日 21時

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