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玉森side
｢は？｣
ミツが何を言っているのか分からなかった
北｢だっておかしいだろ
普通ファンなら名前で呼ばれたいに決まってる
名前を教えられない理由なんて限られるし
いくらなんでも怪しすぎるだろ
話を聞く限り
俺には指名手配犯か何かにしか思えないけど｣
宮｢キタミツ、そんなはっきり言わなくても･･･｣
北｢分かんねえ奴にははっきり言うしかねえだろ｣
ミツのその一言に
何かがぷつんと切れた気がした
｢あのさ
人の彼女勝手に悪者にしないでくんないかな？
ミツも宮田も最低だよ
そんな人だと思ってなかった｣
そう言って席を立つと
宮｢玉さんごめん
言い過ぎた、だからちょっと落ち着いて｣
北｢いいよ宮田
ちょっと頭冷やさせてやれ｣
２人の態度にイライラが止まらなくて
お金だけ置いて店を後にした
帰り道
色んなことが頭をめぐって
頭の中はもうぐちゃぐちゃだった
家に着きリビングのドアを開けると
ソファですやすやと眠っている彼女の姿
テーブルには達筆な字で
”おかえりなさい 今日もお仕事おつかれさま”
そう書かれた置き手紙があった
彼女を見ると
相変わらず天使のような寝顔で眠っている
ねえふーちゃん
君は何を隠してるの？
俺に言えない秘密ってなんだよ
ふーちゃんにどんな過去があったって
嫌いになったりしないから
隠してないで教えてよ
俺こわいんだ
いつかふーちゃんが
いなくなったらどうしようって
俺もう大切な人を失いたくないんだ
そんな不安をなだめるように
彼女の髪をそっとなでる
するとふわっと目を覚ました彼女
｢ん･･･玉森くん？･･･おかえりな･･･さ･･･
･･･なんで泣いてるの？｣
彼女の言葉に驚き目元に手をやると
大粒の涙が頬をつたっていた
｢ほんとだ、俺泣いてるね、だっせ〜(笑)｣
今の俺には
そう言ってごまかすのが精一杯で
そんな俺を不安そうな顔で見つめる彼女が
頭から離れなかった
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みゅう(プロフ) - しらたまさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます(；_；)最近お仕事が忙しいので週一更新になってしまうのですが完結までお付き合いいただけると嬉しいです(^^)最後までよろしくおねがいします！！ (2017年4月2日 13時) (
レス) id: 46a207d93b (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 全部読みました！続きとても気になります更新頑張ってください！この作品が大好きです応援してます！ (2017年3月27日 1時) (レス) id: e59134e31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2017年2月24日 21時
