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玉森side
こうして始まった俺らの同棲生活
まあ急に同棲生活になったのにも訳があって
｢どこに住んでるの？｣
｢いや･･･あの･･･わたし家ないんです･･･｣
｢え？｣
｢お金がなくて･･･
だから今は涼ちゃんにわがまま言って
ここに住ませてもらってるんです｣
｢･･･そうだったんだ｣
お金がない？
でもたしかに彼女が働いてるという話は
聞いたことがない
こんな若いのに？
会社クビになったとか？
｢それならさ俺ん家おいでよ｣
｢え？｣
俺ん家からこの旅館まで結構距離あるし
仕事で忙しくなったら会えなくなる
それにこの旅館で暮らしてるうちに
涼ちゃんのこと好きになられちゃ困る
そうなるんだったら
俺の家に住ませた方がなにかと都合がいい
そんなこんなで始まった同棲生活
でも恋人になった今でも
彼女は相変わらず名前を教えてはくれなかった
｢恋人になっても名前教えてくれないの〜？
俺なんて呼べばいいんだよ〜｣
｢勝手に名前つけて呼んでくれていいよ(笑)｣
｢ん〜、じゃあ ふしぎ の ふーちゃん！
これからふーちゃんって呼ぶ！｣
｢ふふっ、わかった(笑)｣
彼女は本当に謎だらけだったけど
そんなことどうでもいいと思えるほど幸せだった
彼女と暮らして３日が経ったころ
｢ふーちゃん今日の夜ご飯はなんですか〜？｣
｢今日はカレーを作ります！｣
｢カレー！？まじ！？やった〜！！｣
ふーちゃんはちょっと不器用で
料理は苦手みたい
でも俺のために毎日
こうやって美味しいごはんを作ってくれる
｢もう〜邪魔だよ〜(笑)｣
そんな彼女を見ると無性に愛しくなって
後ろに周りその小さな体を引き寄せた
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みゅう(プロフ) - しらたまさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます(；_；)最近お仕事が忙しいので週一更新になってしまうのですが完結までお付き合いいただけると嬉しいです(^^)最後までよろしくおねがいします！！ (2017年4月2日 13時) (
レス) id: 46a207d93b (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 全部読みました！続きとても気になります更新頑張ってください！この作品が大好きです応援してます！ (2017年3月27日 1時) (レス) id: e59134e31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2017年2月24日 21時
