日常7 ページ8
Aside
影「治さん、お客さんっす。」
治「俺にか?なんやって、Aやん。えらい余裕もって着いたんやな。なんで、影山と一緒に来たん?」
あからさまにムッとする治。
まさか、ヤキモチを焼いてくれてるのかな?
貴「いや、実はここまでの道が分かんなくて、探し回ってたら、迷子になっちゃったの。そしたら、影山君が声掛けてくれて!」
治「そうやったんか。今度からは、ちゃんと電話せぇよ?」
貴「うん!ごめんね。あと、はい!はちみつレモンとおにぎり。少ないけど、皆さんの分もあるので、是非食べてください!」
私がそう言うと、わらわらと皆さんこっちへ来て、おにぎりを取っていった。
目の前にいた治がいないと思ったら、美味しそうに自分が確保したおにぎりを頬張っていた。
侑「相変わらず、Aちゃんの料理は美味いなぁ!しゃけの焼き加減が最高やわ!」
貴「ありがとう!けど、友香子さんも料理美味しいじゃん!」
侑「友香子の料理は確かに美味いけど、Aちゃんはその上やわ〜」
と、奥さんそっちのけで私をべた褒めする侑。
治「ツムは友香子ちゃんとこ行けや。邪魔やわ。」
さっきよりも更に不機嫌な治(もうおにぎりは食べ終わった)がいた。
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作者名:雨季 | 作成日時:2018年3月27日 23時