二十三振り ページ30
五条以外の前に皿を置く。
「ほら、悟……ﾌｯ」
「笑うな！……元宮の料理が食べたい。頼む」
うーん。微妙なライン…。まぁ、おまけにしようか。
『おまけで食べて良いよ』
「良しっ！って、なんで俺だけなんだよ!!」
今にも暴れだしそうな五条を抑えている夏油に感謝し、キッチンに向かう。
肉じゃがやご飯を皿に装い、お盆に乗せて持って行く。
『お望みのご飯でーす』
「まぁまぁ、美味そうだな」
『回収しまーす』
「ウソウソウソウソ、めっちゃ美味そう！」
『最初から言え』
お盆をキッチンに戻し、箸を持って行く。
箸の存在、忘れてた。
皆の所に戻ると、俺は余ってた席に座った。
椅子の位置は、時計回りで、五条、香桜、夏油、俺、硝子さんとなっている。
『それでは、皆さん。頂きます!!』
「頂きます!!」
手を合わせ、声を揃えて言う。
皆は落ち着いて食べているのに、五条だけ、他の人のも食べる勢いで食べてる。
『おかわりはまだあるぞ』
「分かっへ」
『分かったなら、落ち着いて食べろ』
「ん」
その言葉を聞き、肉じゃがを食べる。
結構上手くできたんじゃないか？これ。
「元宮、めっちゃ上手い」
『硝子さんなら、毎日でも作るよ』
「元宮君、ここでプロポーズしないでくれるかい??」
「本当に美味しい!!」
「元宮！おかわり！」
『落ち着いて食え、つっただろ!!』
そして、俺は味噌汁を飲む。
ほんだしが効いてて、美味しい。
五条の皿を奪い、キッチンに行く。肉じゃがを山盛りにし、五条に返す。
「おぉ〜、山盛りじゃん！」
「元宮。私、ご飯のおかわり良い？」
『勿論!!』
硝子さんのお茶碗を貰い、炊飯器の前に立つ。
蓋を開け、しゃもじを取り、ご飯を装う。
おかずの減る量に対して、ご飯の減る量が早いから、ちょっと多めにする。
なんで分かるかって？注いだの俺だしな。
『どーぞ』
「ありがと」
なんやかんやで、あっという間に食べる物が無くなった我が家。解散する時間だ。
「元宮。今日はありがとう。また、食べに来ても良い？」
『硝子さんなら、何時でも！』
「楽しかったよ！また、食べに来るね！」
「私も、食べさせてね」
「たまに作れ」
『今日は楽しかったからね。良いよ』
そう言うと、表情がパァと明るくなった。そんなに嬉しいか？
そう言う俺も楽しかったし、また、やりたい。
皆に、さよなら言い、扉を締め、鍵をかける。
皿を洗い、椅子の片付けは面倒くさいので明日にし、ベットに入る。
すぐ寝れた。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
トカ - (すいません、全くみんなが反応していないところに反応してしまいました) (2月2日 6時) (レス) @page50 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
トカ - え？ちょっっっとまて、50ねん？？？？？！！！！！それはちょっとじゃねえ！！！ちょっとじゃねえから！！！！ (2月1日 23時) (レス) @page17 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めちゃみてて楽しいです！余談なんですが、私の名前が結香なんです。で、結梨香さんが私の名前とめっちゃ似てたので人知れずテンション上がりました。これからも無理のない範囲で更新頑張ってください！ (2022年12月17日 4時) (レス) @page25 id: 20eb1e8e76 (このIDを非表示/違反報告)
神薙巫亜−かんなぎみあ−(プロフ) - どうか、どうか、どうか。夢主くん達の二年生の姿とそしてこの作品が長く見続けられますように。 (2022年4月9日 0時) (レス) id: ed67e433c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいは | 作成日時：2022年2月25日 22時
