九振り ページ11
俺の東京の家は駅前五分のマンション。片道は30分位だ。
ちなみに、片道30分は俺が全速力で走ったときのタイム。それだけ高専が山奥ってことだ。
『ただいま〜』
「お帰り〜」
この人が俺のお母さん。身長174cm。
『お母さん、話ある〜』
紅茶を飲んでいるお母さんに話しかける。
「座って」
お母さんの前にあるイスに座る。
『話は何個かあるんだよね。
一つ目、寮に入りたい』
「その心は？」
『俺の全速力で片道30分、緊急の任務が入ったとしてもすぐに行けない』
「やっぱり？私も遠いと思ってたんだよね。良いよ。明日から？」
『できるなら明日から。
それで次、超高性能小型カメラと小型録音機とかってある？』
「あるけど、なんで？」
『変な女子がいてさ、もう一人の女子を陥れるかもしれないんだよね。保険的な感じ』
五条と夏油は香桜側に付くだろうしね。
「じゃあ、帰ったら送るね。早めの方が良い？」
『良い！
次は、禪院家の落ちこぼれの双子を知ってる？』
「えぇ、片方は呪力無しで、もう片方はポンコツなんでしょ？」
知ってたんだ。と言うと、それぐらい知ってるわよ。と言う。
『その双子、ほしいんだよね』
え？と声を出して驚く。
「落ちこぼれなんでしょ？なんでほしいのよ??」
『その双子、使えるんだよ。ちゃんと育てれば二級以上は絶対に行けると思うんだよ。でも、双子だから呪力無しの方はちゃんとした天与呪縛になってないと思うんだよね。そこをどうにかしたいし。
それにさ、自分らが馬鹿にしてた子らが強くなるって良い嫌がらせじゃん？』
「使えるなら良いんじゃない？話なら付けておくわよ。
それと、嫌がらせは程々にね」
『禪院家行くなら俺も連れてってね。直哉とも久しぶりに会いたいし。
嫌がらせは程々にします』
「仲良いわよね。直哉君が貴方に懐いてるの驚いたわ」
『性格がクソだったからちょっと躾けたよ。思ってたより、素直な子だった』
差別したらお兄ちゃん、直哉のこと嫌いになるよ？って言ったらすぐに良い子になった。
『まぁ、これぐらいかな？お願いね』
「良いけど、私から一つ。
貴方、元宮家を御三家にしようとしてない？」
『そうだよ。だけど、安心してよ。俺が当主になってから本格的に動き始めるから』
「はぁ。まぁ、良いわ。全面戦争になっても勝てるしね」
『直哉君も引き取ろうかな…？』
「当主候補だし、それは無理ねぇ」
『だよね！じゃ、よろしく！』
(はぁ、……賢い子ね)
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
トカ - (すいません、全くみんなが反応していないところに反応してしまいました) (2月2日 6時) (レス) @page50 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
トカ - え？ちょっっっとまて、50ねん？？？？？！！！！！それはちょっとじゃねえ！！！ちょっとじゃねえから！！！！ (2月1日 23時) (レス) @page17 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めちゃみてて楽しいです！余談なんですが、私の名前が結香なんです。で、結梨香さんが私の名前とめっちゃ似てたので人知れずテンション上がりました。これからも無理のない範囲で更新頑張ってください！ (2022年12月17日 4時) (レス) @page25 id: 20eb1e8e76 (このIDを非表示/違反報告)
神薙巫亜−かんなぎみあ−(プロフ) - どうか、どうか、どうか。夢主くん達の二年生の姿とそしてこの作品が長く見続けられますように。 (2022年4月9日 0時) (レス) id: ed67e433c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいは | 作成日時：2022年2月25日 22時
