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実がそう発すると横に止まっていた黒い車のドアが開いた。
「よう！イレイザー！」
相澤「ご無沙汰してます」
車から2人の、猫だろうかをモチーフにしたコスチュームをまとった2人が出てきた。
赤い人「煌めく眼で〜ロックオン！」
青い人「キュートにキャットにスティンガー！」
「「ワイルドワイルドー･･･プッシーキャッツ！」」
相澤「今回お世話になるプロヒーロー、プッシーキャッツの皆さんだ」
緑谷「連盟事務所を構える4名1チームのヒーロー集団！山岳救助などを得意とするベテランチームだよ！」
突然のいずっくんの解説にプッシーキャッツのお2人も驚いている。
うちも驚いた。
緑谷「キャリアは今年で12年にもなるぶぁっ」
いずっくんの口を塞いだのはプッシーキャッツの青い人。
青い人「心は18ィ！」
そしてコスチュームから爪を出し、いずっくんを脅すように聞く。
青い人「心は･･･？」
緑谷「18！」
切･上「「必死かよ･･･」」
相澤「お前ら、挨拶しろ」
「『よろしくお願いします！』」
プッシーキャッツの自己紹介を聞いたあと、早速本題へと話が変わった。
ちなみに赤い人がマンダレイ、青い人がピクシーボブと言うそう。
マンダレイ「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね。あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」
そう言ってどこかを指されたものの、ここ付近に山はなく、1番近いものでも10キロ以上は距離がありそうだ。
麗日「え？じゃあなんでこんな半端な所に？」
蛙吹「これってもしかして･･･」
砂藤「いやいや･･･」
『いやいやいや･･･』
瀬呂「バス、戻ろうか･･･な？はやく･･･」
上鳴「そ、そうだな。そうすっか」
マンダレイ「今は午前9時30分。早ければ･･･12時前後かしら？」
切島「ダメだ･･･おい！」
芦戸「戻ろう！」
切島「バスに戻れ！早く！」
マンダレイ「12時半までかかったキティーはお昼抜きねー」
相澤「悪いね諸君。合宿はもう･･･」
バスの前に飛んできたピクシーボブが土を盛り上がらせた。
相澤「始まっている」
ピクシーボブの個性だろう。
土流にてみんなが崖の下に落とされた。
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作者名：あんころもち x他1人 | 作成日時：2020年10月12日 15時
