理解ある愛する人 ページ34
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練習生と話し終わり部屋を出る
"Aさん！"
するとさっきの部屋から顔を出して私を呼び止めた練習生Aくん
"僕、何もわかんないけど、○○さんも尊敬してます！"
｢､､､ありがとう！｣
笑顔で手を振ると腰を90度に曲げてて礼をしている。
流石、人気投票1位の名もこの様なとこも含めてだろう。
｢戻らなきゃ｣
きっとあの子も気付くほどに私の顔は酷かったのなら尚更ジフンにも心配をかけさせたに決まってる。
一方的に私が悪く、会うことだって気まずいけれど 彼とこのまま終わりになるくらいなら
と駐車場に出ると同じ様に車から降りてきたジフンがいた
＿＿＿＿＿＿＿＿
｢あの｣
『うん』
｢ごめんなさい｣
駐車場で合流した私達はそのまま公園を歩くことにした
深夜だからか人はあまりおらず、所々にある街灯が私たちを照らす
『いや俺の方こそ、薄々気付いてたんだ。Aが大変で辛かったこと。ごめん』
｢ううん、ボムジュオッパにも言ってなかったのは私だし｣
『､､､そうか』
『どうする？』
｢これからのことだよね｣
正直、もうあの人たちに関わらなければ幻聴も消えるだろうし前までのように過ごせると思うと嬉しい
けど
｢分かる？｣
『まぁ、うん』
ベンチに座りジフンと目を合わせて話す
こうやって話すの何ヶ月ぶりだろう
どこかくすぐったくて 恥ずかしいような
｢私、最後までやりきるよ｣
冷たい風が吹いた
｢オーディション番組、やりきらなきゃ。私のせいで、デビューのチャンスを無くす子がいちゃいけないもの｣
本当は凄く怖い、きっと幻聴は消えないし 悪意ある噂話も耐えないと思う
だけどきっと
『うん、俺が付いてる』
『最後まで俺は(○○)を応援してるから』
理解ある彼がいれば私は最後までやり通せる気がしたから。
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都(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡これからも小話でバレンタインとか記念日等の投稿もしていきたいと思うので楽しみにしててください♡ (2023年3月30日 21時) (
レス) id: 03ec5c1688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ラスト（ ; ; ）しあわせ！「おわり」ってありますがその後もとても気になります(/ _ ; )♡素敵なお話をありがとうございました！ (2023年3月30日 7時) (レス) @page36 id: b704e8a096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：都 | 作成日時：2023年3月22日 0時
