だからこそ言えないが積もる冬 ページ29
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朝起きるとお酒の缶が致死量な程に空いていて頭を抱える(大袈裟)
それでも今日は仕事先へ向かわなければならないのが社畜
ﾋﾟﾛﾝｯ
"今日、お前の家行く"
彼からの連絡に昨日あったことを思い出したのが事実で
きっとそれを忘れるために
「二日酔いとか勘弁､､､」
多分昨日うーたんへかけられている電話も会話が成り立たなかったのか５分で切れている。
"今日は仕事先に篭もる予定だから大丈夫だよ"
と返信
「あぁ、時間だ」
＿＿＿＿＿＿＿＿
昨日
＿＿＿＿＿＿＿＿
「ごめんね」
この言葉を伝えてしまうと彼が心配することはわかっている。ただシラフでは無いためそんなことを考えれる脳は持ち合わせていなかった。
『どうした』
彼の声に泣きそうになる
"Aさんって絶対性格悪いですよね笑"
"だよなぁ笑 俺もこの前告白されちゃって笑"
"なんすかそれ笑困りますね"
視覚的に見えないところで話される陰口
デマの広がる環境
仲間的意識
1か月前から団結を産んだ人々は1点集中で人を追い込む。
そのせいなのか
"Aさん これやっといて下さい"
(まぁ、この人に任せとけばいいか)
"Aさん、今度ご飯行きませんか？"
(この女尻軽そうwwww)
彼らが言ってる訳では無いのに心無い言葉が聞こえてくるようになってしまった
"あ、そういえば"
"ウジさんがこの間女の方と二人でいるところ見ましたよ笑"
今日言われたこの言葉にはさすがに辛いものがあったのか真実では無いことは分かっているのに信じてしまうような。明らかにメンタルは弱っていた。
「ごめん、大丈夫だよ。声聞きたかっただけだから。」
『おまえな､､､』
「本当、じゃあ明日も早いから切るね」
『おい！』
明日も早いことは事実だ。
それに私よりも頑張っている彼に面倒なことを聞かせたくなかった。
この日は
だからこそ言えないが
積もる冬だった。
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都(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡これからも小話でバレンタインとか記念日等の投稿もしていきたいと思うので楽しみにしててください♡ (2023年3月30日 21時) (
レス) id: 03ec5c1688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ラスト（ ; ; ）しあわせ！「おわり」ってありますがその後もとても気になります(/ _ ; )♡素敵なお話をありがとうございました！ (2023年3月30日 7時) (レス) @page36 id: b704e8a096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：都 | 作成日時：2023年3月22日 0時
