1ヶ月ぶりの電話 ページ28
.
wz side
先月のことだった
『ヒョンこれからあそこ行く？』
ソファから立ち上がり部屋を出ていきそうになったヒョンを止めたのは紛れもなく俺で
bz「あぁ、なんかAに渡すものあるか？」
『いや、あいつがさ』
bz「うん」
Aは疲れていても隠すタイプだった
心がやられても俺を頼ろうとはしない良く言えば強い女で悪く言えば不器用
俺と似たような性格だ
『今日作ったやつ、イントロだけ聞かせといて』
bz「イントロだけ？」
『うん、イントロだけ』
bz「､､､分かった じゃあ行ってくるわ」
『ん、よろしく』
"いいや！日本語訳の仕事以外はうーたんの曲はMVで聞くの！これ鉄則！！！"
俺が曲聞くかと提案をしてもオタクの鉄則だなんて言っては
"でもうーたんのデモ聞きたい､､､"
などと30分後には後悔してるA
"ティーザーなら明日出るしその部分だけ聞くか？"
"うっわ、めっちゃ苦渋の選択"
結局聞かないという判断で自分の首を苦しめていたけれど笑
今回も聞く気なんてないんだろう
けれどどうしても、イントロだけでも聞いて欲しかった
最近出ている番組でのAの顔は笑顔を絶やさずアイドルか？ってくらい表情管理が上手いけれど流石に俺を騙す程では無い
どうにかしてAを喜ばせたかった
＿＿＿＿＿＿＿＿
過去
＿＿＿＿＿＿＿＿
バンッ
「うーたんうーたんうーたん！！君やっぱり天才だよ！」
『来たよ歩くスピーカー』
「な、ひどい！」
『落ち込むなって、それで？聞いたんだろ？』
「うん！やっぱり流石だね！世界一良かった」
『前も言ってたぞそれ』
「世界一なんていくつあっても良いから」
『良くないだろ笑』
「もう最高に元気出た 仕事してくる！」
＿＿＿＿＿＿＿＿
俺の曲を褒めてくれるCaratの1人だった
prrr...
『もしもし』
あれから1ヶ月ぶりの電話
『どうした』
相手の反応を待つ
「ジフン､､､」
あいつが俺の本名を呼ぶ時は
「ごめん」
何か嫌なことがある時だった
だからこそ言えないが積もる冬→←今日も元気に過ごせますように
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
都(プロフ) - ぴっぴ。さん» ありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡これからも小話でバレンタインとか記念日等の投稿もしていきたいと思うので楽しみにしててください♡ (2023年3月30日 21時) (
レス) id: 03ec5c1688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - ラスト（ ; ; ）しあわせ！「おわり」ってありますがその後もとても気になります(/ _ ; )♡素敵なお話をありがとうございました！ (2023年3月30日 7時) (レス) @page36 id: b704e8a096 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：都 | 作成日時：2023年3月22日 0時
