新人声優は憧れの声優と 2 (ページ31)

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Aside

ガチャ。

谷山｢叫んでどしたの？Aちゃん。…あら。｣

A｢うわっ！紀章さん！？｣

バッ。

裸見られた！？
急いでタオルで隠した。

谷山｢あはは。ごめんごめん。で、どしたの？｣

A｢か、身体中に…何か…赤いのがいっぱいあるんですけど……。｣

何これ！？身体中にくまなく何個もついている。

谷山｢ん？あー…赤いのってキスマークだよ？｣

A｢きっ…！？｣

谷山｢昨日の夜、良い雰囲気になったのにAちゃん寝ちゃったからさ～。俺は全然ヤル気だったのに放ったらかしにされたから、身体中に俺のモノっていう印つけたの♪｣

ニコニコ。

紀章さんは笑顔でそう言った。
いやいや…つけすぎでしょ…。き、キスマークなんて…！

A｢何か…起きたばっかりなのに凄い疲れてます…私。｣

色々とキャパオーバー。

谷山｢じゃー、その疲れをとるために折角だし俺と一緒に風呂入る？｣

A｢え、遠慮します！！1人で入るので紀章さんは待ってて下さい！｣

谷山｢ちぇ～っ。じゃあ今度泊まり来た時は一緒にはいろーね。｣

A｢いいから早く出てってくださいって！｣

谷山｢はいはーいw｣

バタン。

お風呂からあがったら、下着と紀章さんの服が置いてあった。これ着ていいのかな？

…ていうか、普通に下着見られてるのどーなんだろうか。

A｢はぁ…。｣

ガチャ。

A｢紀章さん、お風呂ありがとうございました。｣

谷山｢いいえー。俺も入ってくるかなー。Aちゃん何時に家出る？｣

A｢えーっと…9時過ぎですかね。｣

谷山｢あと30分位しかないじゃん！ちょ、俺急いで入ってくるわ！｣

ドタバタ。

と言って紀章さんはお風呂場に駆け込んだ。
そんな急がなくてもいいのにw

あ、お風呂入ってる間に朝ごはん位作ろうかな。お世話になっちゃったしね。

それに紀章さん自分で料理しないから栄養とか心配だし。

A｢……冷蔵庫お酒ばっかりじゃん。｣

紀章さんらしいといえばらしいけど。
近くのお店で急いで買ってこよう！！

レッツゴー！！