第21話! ページ22
〜数日後〜
名前「ゴホッゴホッ(汗」
宮地「名前…っゆっくり息吸って…(汗」
高尾「水あります!(汗」
毎日発作が起きるからみんなの対応も早くなってきた
名前「っはぁ…っゴホッゴホッガハッ(汗」
かなりの吐血をして、私は意識を手放した
宮地「!名前っ!(汗」
緑間「赤司に連絡して医者呼ぶのだよ!(汗」
ピッピッ
部屋に無機質な音が響く
宮地「名前…(涙」
名前「…」
私は目を覚まさない
医者「申し上げにくいのですが…そろそろ、覚悟しておいて下さい…」
赤司「そん、な…(涙」
高尾「そんなの…っ(泣」
黄瀬「嫌だ…っ嫌ッスよぉ…っ!(泣」
青峰「名前…」
福井「嘘、だろ…(泣」
黛「名前が、死ぬ…?(涙目」
みんなは絶望する
分かっていた
分かっていても、そのショックは大きいものだった
ピッピッ
宮地「…なぁ、名前。この合同合宿、楽しかったか…?」
名前「…」
私は何も反応しない
宮地「俺は、楽しかった。名前と一緒に遊んだり、買い物したり、談笑しまくって…。…っ楽しかった…っ(泣」
清志は涙を流す
宮地「っ名前がいなくなるとか…考えらんねぇよ…っ名前…っお前がいないと…っ俺…っ(泣」
名前「…」
清志が私を眺める
宮地「…名前…好きだ…(泣」
そう言うと、私の唇にキスをおとした
宮地「名前…頼むから、目を覚ましてくれ…(泣」
私の手を強く握りしめて瞼を閉じて祈る
名前「…私も、好きだよ…清志…」
私の声にバッとこっちを見る
宮地「名前…っ!?(泣」
名前「清志…待っててくれて、ありがとう…」
宮地「当たり前だろ…っ轢くぞ…っ(泣」
そう言う清志は嬉しそうで
名前「…清志…。私ね、この合同合宿…楽しかったよ…」
力なく笑う
宮地「それなら良かった」
名前「…清志、ありがとう。…私、本当に幸せ者だなぁ…」
宮地「何言っt(名前「最後まで、みんなと楽しく遊んで…一緒に笑い合って…最期、好きな人の前で、人生を終えられるなんて…」名前…?」
清志は悲しい顔をする
名前「…清志、幸せになってね」
宮地「名前がいなきゃ俺…っ」
泣きそうな顔をする
名前「大丈夫。清志なら、いい相手が見つかる」
宮地「何でそんなこと言うんだよ…っ(涙」
涙が零れた
名前「分かってるからだよ。もうすぐ死ぬって」
宮地「嫌だ…っ(涙」
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作者名:蜂蜜 | 作成日時:2019年7月10日 11時