37人目の吸血鬼 ページ15
『お主ら、結構好かれておるんじゃのう。』
ﾘｰﾄﾞ「み、みたいだね〜」
ｼﾞｬｽﾞ「はは…」
二人とも弟じゃから、年下に「兄」と認識されて少し嬉しいんじゃな…
ふふ、愛いのう♪
「あれ、坊主〜。友達と美人な女の子連れて何してんだ〜？」
ｼﾞｬｽﾞ「げ…アニキ。」
『これはこれは…ジャズの兄上じゃったか。』
ﾛｯｸ「そーだよ、君の名前何て言うの〜？」
『ミルタじゃ。』
ﾛｯｸ「あぁ、あの吸血鬼の〜よろしくね、ミルタちゃん？」
ｼﾞｬｽﾞ「も、まじで、早く帰れアニキ！！」
そうして、ジャズの兄上は帰っていった。
兄弟揃ってチャラそうじゃのう〜。
ｼﾞｬｽﾞ「…あ゛、くっそ…」
ﾘｰﾄﾞ「どした〜？」
ｼﾞｬｽﾞ「アニキに財布スられた…。」
ﾘｰﾄﾞ「え！？」
ｼﾞｬｽﾞ「二人とも大丈夫か！？」
ﾘｰﾄﾞ「俺は…大丈夫っぽい。」
『私も大丈夫…ん？』
制服のポケットを探りながらそう言いかけると、一枚の紙切れが入っていた。
『…ジャズの兄上の連絡先みたいじゃのう。』
ｼﾞｬｽﾞ「はぁ！？」
『断るのも申し訳ないし、一応登録しておこうかの。』
ジャズが隣で慌てているのを横目に、連絡先を登録して一言挨拶を魔インで送ると、
速攻で返信が来た。
Ishtarジャズの兄上、宜しく頼むの〜
Rock追加してくれたんだ、嬉しいねぇ
Rock俺の名前ロックって言うから、兄上じゃなくて好きに呼んでいーよ
Ishtarでは、ロックさんと呼ばせてもらうのRockミルタちゃんみたいに美人な子なら呼び捨てでも全然いいのに〜
ｼﾞｬｽﾞ「あんのクソアニキ…」
ﾘｰﾄﾞ「ミルタちゃん年上勢にも人気なんだね〜(こりゃ大変だなぁ…)」
『彼への返信はまた後でにしようかの。』
ﾘｰﾄﾞ「…おっ、入間一家お揃いで！」
ス魔ホをポケットにしまってリードの方を向くと、サリバン達が居た。
ﾘｰﾄﾞ「きいてよ〜うちの姉ちゃん寝坊だよ！」
ｼﾞｬｽﾞ「うちの兄もさっき会ったら財布スられた…」
『ウチのメイドも弟も、もう帰ってしまったしのう。』
ﾘｰﾄﾞ「いーな入間くんとこは！」
ｼﾞｬｽﾞ「自慢の家族だろ」
ｲﾙﾏ「…うん！いいでしょ！」
ｵ/ｻ「「……！」」
ｻﾘﾊﾞﾝ「フフフ、自慢ですって」
『……。』
私もお母様が生きていれば……。
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茨の谷の第二王子 - 続編おめでとうございます！ゆっくりで良いが更新楽しみにしておるぞ！ (2022年3月25日 16時) (
レス) @page4 id: d096c6aa19 (このIDを非表示/違反報告)
黒紫陽花(プロフ) - 続編突入おめでとうございます！！そしてありがとうございます！！この作品がとっても好きなのでめっちゃ嬉しいです！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2021年12月9日 7時) (レス) id: 39906dd66e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るみえる | 作成日時：2021年12月8日 22時
