【原神】逃亡先は異世界だった【ヒロアカ】 (ページ12)

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瞬殺ページ12

教師陣は、試験の採点を終え、ミハエラの個性を見る為、別室に集まった。

根津＜内容はさっき見た事と同じだよ！＞
＜ポイントは無いから安心してね！＞

『はいはーい』

＜制限時間は10分！それではスタート！＞

根津の合図と共に門が開き、ロボットが数体現れる。
ミハエラは余裕そうに歩いて中へ入った。

『…これでええか。』

と、ミハエラが拾ったのは10cm程の小枝。
小枝が折れない程度の力で握りしめ、魔力を込める。
ミハエラはそれをダーツの様にロボットに向かって軽く投げた。
投げた小枝は素早く飛んでいき、ロボットの胴体に突き刺さる。
ロボットは爆発音と共に制御不能になって壊れた。

『お、良さそうなん発見。』

倒れたロボットとぶつかり崩れた建物の近くから1mほどの鉄パイプを見つけたミハエラは、先ほどと同じ要領で魔力を流し込む。
ミハエラはロボット達に向かって走っていき、次々と鉄パイプで残りのロボットを全て破壊した。

オールマイトside

根津「ではそろそろ、君の個性を見せてもらおうか！」

入試が終わってすぐ、ミハエラ少女が校長にそう言われていた。
ミハエラ少女の個性…とても興味深いなぁ。

根津「教師の皆も着いて来てくれたまえ！」

校長と共に、私達は試験会場へ向かった。
会場近くに設置されている見学室へ向かうと、既に二人の人物が、席に座っていた。

ホークス「どーも、皆さんお揃いで。」

根津「先に来ていたんだね！」

先に来ていた二人は、ホークスと公安委員会の会長だった。
しかし、なぜ二人が此処に…？
と、思っていると、会長が私の心を読んだのか、口を開いた。

会長「彼女は公安の保護対象だから、見学させてもらっているのよ。」

ミハエラ少女は、公安の保護対象だったのか…！
あの個性の強さは敵側に渡れば確かに危険だ。
なんてことを思っていると、試験が始まった。
ミハエラ少女は余裕そうに歩いている。

ミッドナイト「何、これ…」

結果は瞬殺。
ミハエラ少女は一分程で十数体程のロボットを全て倒してしまった。
周りを見ると、公安の二人を含め見学室に居る皆んなが彼女を見て唖然としていた。
そんなことは梅雨知らず、ミハエラ少女は私達に向かって手を振っている。

マイク「しゅ、しゅーりょぉー…」

ミハエラ少女は終了の合図を聞いて、見学室へやって来た。
まだ唖然としている私達を見て疑問に思ったのか首を傾げている。