ハマの便利屋､参上!!!【MTC】

銃兎さん!顔がいい!!! ページ27

2日目､今日は赤レンガ倉庫2号館で銃兎さんとお仕事です
朝がむちゃくちゃ弱い私ですが､左馬刻のおかげで待ち合わせに遅れることは無かった

そう､遅れてない｡むしろ10分前についた

…はずなのに待ち合わせ場所には既に､いつもと違うラフな格好の銃兎さんがいた

えっ､銃兎さんかっこよ
脚なっが

大事な事じゃけ､もう1回言おう

脚なっっっっが
何あれ､足の関節一つ多いんかな

銃兎さんの脚の長さに混乱しつつ(毎回)､車から降りる

『銃兎さんすいません､お待たせして!私時間､間違えてましたか!?』

銃｢いえ､あっていますよ｡実は私も今来たところです｣

ニコッと笑い返してくれる銃兎さん
朝から左馬刻の顔面､次に銃兎さんの笑顔
イケメンの多量摂取で目が潰れそう…

左｢おいじゅーとぉ｡Aになんかあったら…分かってんな…?｣

銃｢えぇ､Aと安全に"デート"してきますから､ご心配なく｣

低く唸るように言う左馬刻をものともせず､私の腰に手を回し､わざと密着する銃兎さん

すかさず左馬刻の舌打ちが聞こえる

……銃兎さん顔が…いい…

銃兎さんの美人具合に震えていると､左馬刻が手招きをして私を呼ぶ

左｢Aもなんかあったら､うさポリを頼れよ｡そこらの雑魚よりはスキルあっから｣

聞きましたか皆さん｡これが世にいうツンデレですよ
左馬刻｡お前､実は銃兎さんのこと大好きだろ

『うん｡送ってくれてありがとう!仕事頑張って!』

左｢ん｡じゃあな｣

左馬刻は慣れた手つきで私の頭にポンと手を置き､私の顔をじーっと見たあと車を出した

…顔になんかついとったかな?
ま､いっか
よし､今日は警備に関する情報､銃兎さんからたーっぷり頂いちゃいましょう!



ーーーーー



『はぇー｡よぉこんな綺麗に抜き出せて…』

銃｢ふふっ､どうやら警察には邪魔されたくない理由があるようでしたので､それを利用させてもらいました｣

目の前にあるのは分厚めの資料と､艶然と微笑む銃兎さん
そして､私達が座っているのはベッドの上

私と銃兎さんはここの3階の､ベッド席なるものがあるカフェに来ていた

実は前から行ってみたかったんじゃ〜

うん…!
ベッド席､いい…!

『流石銃兎さん､悪いんだー｡これ､バレたらあの人達に消されちゃいますね』

ここのベッド達も自分らの上でこんな物騒な会話が行われるとは思ってなかったじゃろうな…

ごめんよベッド達

いじめたい→←実は｢ネコちゃん 撫で方｣で検索してる

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