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テツが言った通りだった。
学校の最上階が、全壊。
しかも、黒い服を着た奴等に……占領されている。
「……」
一週間にも充たない留守で…この体たらくとは。
風紀委員たちは、まだまだ矯正のしがいがありそうだ。
「…………ねぇ」
正門で仁王立ちをする男二人に、僕は声をかけてみた。
「そこをどいてくれないかい？」
「なんだ、このガキは」
一人が、思いきり顔を顰める。
もう一人は、にやにやと笑い、
「誰でも構いはしない。どうせヒマだったんだ……さっきのガキ同様、遊んでやろーぜ」
さっきのガキとは、テツのことだろうか。
テツ……正門さえ潜れなかったのか。
こんな弱そうな奴等に、負けやがって。
「ここに来たことを、後悔させてやらぁっ！！」
男が、薄笑いを顔に張り付けたまま、僕へと銃を向ける。
銃口は、僕の足を捕らえている。
本当に遊ぶ気なんだろうなぁ。この僕で。
男の指が、微かに動く。
それより早く……僕は、飛んだ。
「！？」
空中で、体を捻る。
そうして、アホ面引っ提げた馬鹿へと、トンファーを打ち込んだ。
「がっ……！」
濁った悲鳴。
さて。もう一人は？
「この野郎！！」
僕の着地の間合いに、もう一人が発砲する。
胸を狙われた。
なら、下。
僕は、しゃがみ、銃弾を躱す。
その低い位置から、馬鹿の顎へアッパーを放った。
「うﾞ！！」
男声の濁った悲鳴は、醜いね。
なんて思いながら、不様に散る男どもを見つめて……溜め息をついた。
「跳ね馬に……思考をやられた」
いつのまにか、あの人の言った通りのことをしてて……自分に腹が立った。
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雪猫(プロフ) - 紅うさぎさん» あっなんかどっかで胸を大きくする方法見たわ…… (2014年11月23日 18時) (携帯から) (
レス) id: 6d85449b6c (このIDを非表示/違反報告)
MiA精神的に疲労← - 紅うさぎさん» ｱﾊﾊﾊﾊﾊ.....ﾊﾊﾊ........(泣)← (2014年11月23日 14時) (レス) id: bd91085028 (このIDを非表示/違反報告)
紅うさぎ(プロフ) - MiA精神的に疲労←さん» 諦めちゃダメです！ (2014年11月23日 13時) (携帯から) (レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
紅うさぎ(プロフ) - 雪猫さん» 揉めばなんとか……！ (2014年11月23日 13時) (携帯から) (レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
MiA精神的に疲労← - 紅うさぎさん» 試合？何十年前にｵﾜｯﾀｻ← (2014年11月23日 13時) (レス) id: bd91085028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅うさぎ
| 作成日時：2014年10月29日 18時
