愛されマネージャーはこんな人 (ページ5)

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午後練前ページ5

Aside

お昼を食べた後の午後練は体育館でボール練習との事

私はお昼休憩でダレきった身体にムチを入れて少し早めに体育館に向かう

すると、体育館の中からとても楽しそうな声

輪に入らずに見てた太志さんに聞くと鳥かごをしているらしい

小野寺「楽しそうだよね〜」

「入らないんですか？」

小野寺「俺はいいかなぁ、それよりさお嬢テーピング巻いてよ」

「え？私ですか？トレーナーさんじゃなくていいんですか？」

トレーナーさんの方が巻き方綺麗なんじゃないかと思って聞いてみると

小野寺「お嬢でいいの、てかお嬢がいいの」

「あ、そうなんですか？じゃあ手出してください」

お嬢呼びにある程度なれたところで丁寧にテーピングをしていく

高校・大学と色々な人のテーピングをし続けてきたのでもうお手の物

「はい、出来ましたよ」

小野寺「はやっ、やっぱお嬢に頼むだけあるね、ありがとう(*^^*)」

嬉しそうにその場を離れていく彼を見ていると

？？「A」

声をかけられた、

振り返ってみるとゆーきさんだった

「どうしたんですか？」

石川「俺のもテーピング巻いて」

え、珍しいなんて思っていると、

石川「別に珍しくても良くない？」

「え、エスパーかなんかですか？」

そんなことを言うと、それで？みたいな顔をされる

これ以上つっかかったらより拗ねそうな気がしたので、(俺は幼稚園児じゃない！By祐希)

「手、出してください」

と言ってテーピングを巻いていく

石川「Aってホントにテーピング巻くの綺麗だよね」

「ありがとうございます」

「高校・大学ってバレー部のマネージャーしてたらもうプロ並みになりました笑」

石川「笑そうか笑」

こうやって褒めてもらうのってうれしいななんて思いながら巻いていく

「はい！出来ました」

石川「ありがとう、練習頑張ろうな」

「はい！」

2人に褒めてもらうなんていい日になりそう！

そう思って練習の準備を進めた