検索窓
今日:67 hit、昨日:25 hit、合計:70,655 hit

過去話 2 ページ38

Aside



最初はすぐにプレー再開できると思った

でも、言葉では表しにくいえげつないコケ方した私

立つ頃には激痛が走って立てなかった

そうすると、もちろん病院に運ばれるワケで…

見てもらうと案の定左足の骨折だった

そのおかげで私の最終試合にキャプテンとして立つ夢は

閉ざされた

そして







スポーツ推薦でバレーボールが強い高校に行くということも閉ざされた







悔しくてたまらなかった

最終決定となる試合で出れないのは屈辱的でしかなかった

なんでもう少し足を引けなかったんだろうって

このケガがなければ大会に出れたのにって

何度も思った

でももう、間に合わない



私はひたすら病室で泣くしか無かった



退院し、松葉杖生活になってもキャプテンとしてできることはあると思い、

部活には行き続けた

相変わらず、3人組の目線は怖かったけど…



ある日、部活終わりに忘れ物を取りに教室に行った

それがいけなかったのかな

神様は止めてくれなかったみたい

帰ろうとし頑張って階段を降りていると






\ドンッ/







そのまま階段を転げ落ちた



そしてそのまま私の意識は遠のいた



Aside



再び目を覚ますとまた病院のベットにいた

自分の身体には包帯の数が増えてて一瞬わけが分からなかった

主治医「あ、目さめた?」

主治医「学校の階段の下で倒れてるところを先生が見つけたんだって」

そっか…

そういえば、階段から落ちたんだっけ?

先生「七瀬さん!?」

「あ、先生…」

先生「大丈夫??」

「はい、大丈夫です」

大丈夫じゃないけど大丈夫としか言いようがなかった









私はこの後に衝撃的な言葉を言われることをまだ知らない










過去話 3→←過去話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
431人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みっちゃん | 作成日時:2023年10月10日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。