俺らのマネージャー3 ページ12
藍side
Aさんの話?
Aさんはね、見抜く力がめっちゃすごいと思う
たつのりさんと一緒に代表入った時に一緒に入ってきたAさん
最初は慣れた人としか喋れないんです(汗)みたいな感じだったけど
ある時、
A「藍くん?」
と声かけられた
「どうしたんですか?」
と聞くと、
A「足…痛めてますか…?」
恐る恐る聞いてきた
その時はなんか違和感あるなぁぐらいにしか思ってなかった
トレーナーさんのところ行ってきてくださいねと言われたので行ってみると
トレーナー「もう少し遅かったら大変なことになってたかもね」
と言われた
なんで気づいたの?って聞かれたのでAさんが…って言ったら
トレーナー「あー、あの子すごいよねー」
っていう返事が帰ってきた
「すごいんですか?」
って聞くと、
大学の時、マネージャーの肩書きでアナリストとか選手の不調してる箇所とか全部把握してたらしい
それ聞いた瞬間トリハダがたった
それを1人で?
大学の勉強もあるのに?って
大袈裟に言うとねってトレーナーさん言ってたけど
大袈裟でもすごくない?
そういえば、たつのりさんも早稲田大学生だったなと思って
知ってるか聞いてみた
大塚「俺は入れ違いで大学入ったから見たことはないけど先輩曰く伝説の人だったらしい」
伝説まで残してるの?この人
聞けば聞くほど早くお礼言わなきゃと思って走り出した(痛めた足で走るな!By大塚)
「Aさん!」
A「あ、見てもらいましたか?」
「はい、ほっといたら大変な事になってたみたいです」
A「それは良かった(*^_^*)」
「なんで違和感あるの分かったんですか?」
って聞くと、
笑顔でこう返ってきた
A「ちょっと違和感あるだけで普段の歩き方と違う人があるんです」
A「藍くんはその内の1人だったのでもしかしたら?って思って」
なんて言う洞察力…!
それと同時にこの人がマネージャーなら世界取れるなって
それがAさんの印象
いまではめちゃくちゃ信頼してるマネージャーになった
Aさんに言えば、どうしてもじゃない限りやってくれるし
するべきことも完璧!
そんな人がマネージャーで良かったなって思う
431人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みっちゃん | 作成日時:2023年10月10日 20時