神威と私は浮気相手

part6 ページ7

あの後、結局何処にいたのかはわからなかった
けど…

神威と探していたあの時間だけとても心地よかった

仕事や晋助の前では自分の感情を押し殺して
うまくやっていくのに必死だった
だけど、神威の前では素でいられた


『きっと…この人の前では強がらなくてもいいやって思ったからね』


ﾁﾗと阿伏兎さんの隣でつまらなそうにする神威を見る


『で＿＿＿＿＿、と言うことですが』


阿伏兎「春雨が＿＿＿＿＿＿＿＿だな」


話し合いが終わり私と晋助が部屋にでる


『私は用事があるから晋助は先に帰っ……!?』


晋助は私の手をつかみ、引き寄せると

chu……


晋助「お前は……俺が好きだろ？」


ｸｲｯと顎を上げ、目線を合わせる


私と神威の関係…感づいているのかしら


『えぇ、好きよ。誰よりも…』


真っ直ぐな目で晋助を見る


高杉「ｸｸｯ、あぁ…わかった。俺は先に戻る」


ﾎﾟﾝｯと頭も撫でると去っていく


『もし、あなたの愛が本当なら……ね』

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