双子やったなんて聞いとらん【宮侑】

意味のわからない提案 ページ5

Aside




あれから、あっという間に放課後となり、いつも通り部活に行こうとすると、




侑｢Aちゃん！今終わったとこやから、もーちょい待ってな！｣




貴｢あ、ハイ。｣




そう言えば、ﾐﾔｱﾂﾑに呼び出されていたことをすっかり忘れていた…
早くしてくんないかなーと思っていると、




侑｢ごめんな！｣




貴｢いいえ、所で何のようでしょう？｣




極力早く終わらせたい。
正直いって、こいつの恋路に興味は死ぬほどないし、何より早く部活に行きたい。




侑｢今日俺、告白間違えてもうたやん？せやからな、｣



貴｢他の人にはその事を言うなってこと？別に言うつもりはないよ｣




侑｢いや、さっき普通に言おうとしてたやん！｣




貴｢…これから言わなきゃいいんデショ。｣




侑｢いや、そうやなくて、俺の彼女になってくれへん？｣




は？ｲﾏｺｲﾂ､ﾅｯﾃｲｯﾀ?
ｶﾉｼﾞｮﾆﾅﾚ?〇ね。←




貴｢すみません。なって言ってるかちょっとよくワカンナイ。｣




侑｢せやからー！俺の彼女になってくれへん？って言っとんの！｣




貴｢え、嫌だよ。なんで、そんなめんどくさいこと｣




侑｢別に恋人やから、イチャイチャしよー！ってことやないで！？正確に言うには、“彼女役”になってほしいんや！｣




貴｢何故。｣




侑｢それはな…｣

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