やはり面白いリズム【side万斉】 ページ10
A『あの時は助けてくれて本当にありがとう』
目の前の女は拙者に礼を言った。それも深々と頭を下げて。
万｢あの時は主のリズムが良かったため、ただの気まぐれでござるよ｣
少し拙者には不釣り合いな、人から礼を言われるなんて場面に苦笑しながらも本心を伝えた。
万(……そういえば)
聞いてもよいでござろうかと思いながら、思考よりも行動の方が早かったようだ。
万｢主の名は何というのでござろうか？｣
A『あぁ、A……、更木Aだよ』
恩人に名乗るの忘れたすまない……と謝りながら教えてくれた。
万｢更木Aでござるか。では、主の事をAと呼んでもよいでござろうか？｣
万(主のリズムが聞きたい、その為に)
まずは知ることから始めることにしたでござる。あぁ、やはりあの時の拙者の判断は間違ってなかったでござる。面白いリズムを奏でる者を見ながら改めて実感させられた。
A『恩人からなら、何と呼ばれても構わないよ。好きに呼ぶといいさ。呼び方の事なんだが私は何て呼んでもいいだろうか？』
万｢万斉、呼び捨てでよいでござるよ。そう呼ばれた方が気が楽でござるからな｣
Aに名を呼ばれてもいいかと思ってしまった拙者がいたのは内緒でござるがな。
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むー(プロフ) - ゆむさん» ゆむさん、ご指摘ありがとうございます。直ぐに修正させていただきます。 (2018年9月30日 16時) (
レス) id: 5a13424211 (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 新撰組という字が間違っていますよ。真選組です (2018年9月30日 15時) (レス) id: ca66513d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むー | 作成日時：2018年9月19日 21時
