真選組の屯所 ページ20
土「……じゃあ行くか」
A『土方さんよろしくお願いします』
興味深いとはいえ、やはり勲っちと話すときは若干の気まずさがあった。これから過ごす自室、食堂、厠、資料室等々必要な場所を順々に案内して貰った。
土「……とりあえずこんなもんか。また、その都度必要なときに俺や他の隊士達に聞いてって覚えろ」
A『分かりました。案内ありがとうございました』
副長に礼を述べその場を去ろうとすると。
土「おい。このあと予定あるか?」
そんな風に言われた。特に勲っちにもこの後の予定も聞いておらず自室で時間を潰そうかと考えてた所だった。
A『いえ、特に無いですが……』
土「……そうか。ちぃと、剣の稽古に付き合ってくれねぇか?」
A『いいですよ。俺なんかで良ければ』
二つ返事で承諾した。ただ、私の中で気掛かりなのは何処まで本気で相手をするかどうかだった。一般隊士がどのレベルなのかイマイチ見当が付かなかったからだ。
(何とかなるか、程よくゆるく)
2人で稽古場に向かいながら私はそんな風に考えていた。
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むー(プロフ) - ゆむさん» ゆむさん、ご指摘ありがとうございます。直ぐに修正させていただきます。 (2018年9月30日 16時) (レス) id: 5a13424211 (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 新撰組という字が間違っていますよ。真選組です (2018年9月30日 15時) (レス) id: ca66513d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むー | 作成日時:2018年9月19日 21時