【短編集】太平洋野球連盟

▽ M8 ページ14

※意外と題名と内容関係なかったりする




◎You side


ZOZOでの試合。デイゲームなので外はあたたかめ。雲1つ無いような青空広がる晴天だ。


そこに俺。時折吹く心地よい風を堪能しながら3塁側ダグアウト付近で練習模様を撮っている。



ん？


1塁側に、福田さんとギータさんが談笑しているではないか…!!!

これは良い素材！(？)今すぐ撮りに行かねば!!!

と、カメラを片手に全速力で走った。




すると。


「うぉっ！危ない!!!」


向こうから来ていた人と正面衝突しそうになったが、肩を抱えられていたのでぶつかることはなかった。

その相手は、中村奨吾さん。対戦チームの主将だ。


「Aくん…か。噂では良く聞く」


俺が首からぶら下げていた名前札を見て、眉をひそめる中村さん。




暑さに悶え、少しクラっときたので、座って誤魔化す。


すると中村さんも、くつろぐ形で俺の隣に座った。


「今日はあちぃね〜」

と、中村さんは試合中1塁コーチがいる位置(?)付近で寝転んだ。


なんかこれ、絵になるな。



すかさずカメラの電源を立ち上げて、中村さんを撮る。


「なぁに撮っとるん？こんなん撮ってもお蔵入りじゃない？」


『いいえ。ホークスの公式に載せますからね絶対!!!』


と、中村さんも、後ろの景色も映えるように、何枚も撮る。





『ん。いい感じ』

撮ったものを中村さんに見せると、



「なんかこの感じ、カップルしてるみたい」

なんて、率直な感想。



「俺と付き合う？」

『絶対嫌です!!!(冗談やめてくださいよ〜)』




「(これはもしや…！？)」




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リクエストしていただいたものです…！
ありがとうございました！



そしてリクエスト下さった方。申し訳ありません、もうちょっと待っててください。

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