今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:4,300 hit
小|中|大
3 ページ3
三和「俺、櫂みたいになれたと思う?」
三和ばかり目で追いかけるあたし
これじゃ、櫂くんや三和のことを好きな女たちと同じ
あいつらと同じなんだ、嫌。だから…
『さあ?どうだろうね』
わざと適当にあしらう
三和「…そっか。わかった」
この時、適当にあしらったことを
しばらくしてから
あたしは後悔することになる
――――
櫂「おい」
『なに?』
櫂「行くぞ」
放課後、櫂くんと出掛けることになった
三和の姿はない
櫂「三和なら先に行った」
『…誰も三和のことなんて聞いてない』
櫂「じゃあここからは俺の独り言だ
お前が全然振り向いてくれないから
三和は揺れているんみたいだ
今から行く店の店員に」
珍しく櫂くんが喋る
学校を出たから?
櫂「気付いてるんだろう?
自分の気持ちに」
『…どうすればいいのか、わかんない』
櫂「お前もヴァンガードを始めればいい」
『そんなすぐに覚えれるわけ、ないじゃない』
櫂「俺が教えてやる」
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:砂川 雄暉 | 作成日時:2013年11月1日 8時