子犬系男子【A.K】 (ページ6)

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子犬系男子..4 ページ6

「A、其の玉子焼きちょうだい」

『え??玉子焼き??京治のお弁当の中にも同じのあるでしょ??』

「もっと、もっとほしいの」

京治は頬をふくらませながら、私にオネダリをした。

か、かわいすぎか……!!

『しょうがないな、私もう要らないから、あげるよ』

「ﾌﾌｯ、ありがと」

そう云って、京治が男子のグループの輪へ戻って行った。

川柳(かわや)「ね、ねえ!!あの赤葦くんなんか、いつもと違くてかわいいんだけど!!」

『そ、そうかな……。私の前だといつも、あんな感じだけれど……』

白萩(しらはぎ)「それホント!?いーなー!!幼馴染の特権ってヤツ??」

『そんなコトないと思うけれど……。ただ、昔から私が世話を焼き過ぎたんだと思うよ』

川柳「それでも、あの赤葦くんが甘えてくるのは羨ましい!!」

『あ〜……学校では大人っぽいクール系男子だもんね(笑)家に帰ると、スイッチが切れるのか、ホワホワしてるよ』

白萩「うわぁ〜!!Aの家行きたいわぁ〜!!」

京治が甘えるのがそんなに珍しいのかな……??

私にとっては、普通なんだけれど、、、。

まあ、ああやって甘えてくるの、可愛いけどね(笑)

京治に云ったら、怒られるから云わないけど。

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