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爆豪にチョコを渡してから顔の熱が冷めるまで時間がかかって火照る顔を冷ますように色んな所に寄り道をして寮に帰れば私より後に学校を出たはずの爆豪がもう帰ってた
耳郎「おーAおかえり。日誌出せた？」
共用スペースにいた耳郎ちゃんと話していれば同じ共用スペースにいた爆豪派閥の会話が聞こえてくる
上鳴「爆豪なんでお前モテるのにチョコ1個も貰わねぇんだよ！！俺なんてくれたのA組の義理チョコだけだそ！」
瀬呂「まぁ俺らそこまで他クラスと関わりないけどな」
「……1個も貰わねぇとは言ってねぇ」
爆豪は吐き捨てるようにそう言って私を見るからその場に居た耳郎ちゃんと上鳴、瀬呂と切島も私を見てくる
上鳴「……えっ？え？」
「…次はもっと甘くねぇやつよこせ」
爆豪は私に食べ切って空になった袋を押し付けて部屋に戻って行くから私は呆気に取られてその後ろ姿を見つめるしかできなかった
───────
切島「爆豪ってあんな表情出来んだな……」
切島が驚いたようにそう言っているので我に返って恥ずかしくなって耳郎ちゃんの後ろに身を隠したけど瀬呂と上鳴がニヤニヤと私を見てくる
瀬呂「青春だねぇ」
上鳴「俺いい仕事したんじゃね！？」
2人が私を茶化すようにしていればヒュンと耳郎ちゃんのイヤホンジャックが2人の耳に刺さった
耳郎「少しは黙れ」
───────
耳郎ちゃんのお陰もあって何とか落ち着いたその場を離れて部屋に戻ってから爆豪に返された袋をジッと見つめていた
『……本当に全部食べてる』
何度見直して見てもしっかりと空っぽになっている袋。
甘くないやつ……これでも爆豪のだけカカオ80%の使ったんだけどな、まさか100%じゃないと満足しないのか？
そう思いながらも全部食べてくれた事がやっぱり嬉しくて何となく袋はまだ捨てないで机の上に置いた。
『これはどうしよう…』
袋を結んでいたリボンをどうするべきかクルクルと指に絡めながら考えていれば鞄のマスコットと目が合う
『…あ！』
短く切って爆豪から貰ったマスコットの首元にリボンを結びつけた
『…結構いいんじゃない？』
さっきよりも可愛らしくなったマスコットを指で揺らした
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ブックオフなのに本ねぇじゃん！！！ - ふっはぁぁぁぁあ…！！神ですね笑！もう、もう、、展開が素敵です！！これからの2人が楽しみですっ！応援してます！頑張ってください！！ʕ・̀ω・́ʔ✧ (2021年11月16日 17時) (
レス) @page25 id: 1a619cef46 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - 好きなんだが？？？？？ (2021年11月14日 9時) (レス) @page20 id: 1ba1957d47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆぅ | 作成日時：2021年11月10日 18時
