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バレンタインから明日で1ヶ月、ホワイトデーなんて期待していなかった3月13日21時過ぎ。最低限の会話しかないトーク画面に爆豪のメッセージが追加された
爆豪深夜2時下にこいや。
……え？
───────
いつもより入念にスキンケアしちゃったり、2日に1回のヘアオイルを2日連続なのにつけちゃったり……間違いなく今の私は浮かれてる
スマホの時計アプリを開いては秒針の位置を確認してしまったり……
『やっと1時半……』
あと30分が待てなくてそっと部屋のドアを開けて皆が寝ている廊下を静かに歩いて1階へと降りた。
「……まだ早いだろ」
『爆豪こそ』
声のボリュームは最小限に抑えているのに深夜の共用スペースによく響いてる気がする
「…やる」
爆豪は私にそう言ってずいっと小包を乱暴に差し出してきた
『え…？』
「……要らねぇなら俺が食う」
1か月前のようにそう言って袋を開けようとする爆豪を慌てて止めて受け取ったら「最初からそうしろや」って嬉しそうに笑った。その顔が急に見るには心臓に悪くて顔を背けた
「お前、アレだな」
「俺にわざわざチョコ作ったり呼ばれて深夜に律儀に来たり、俺の事相当好きだろ」
平然とそういう爆豪に思わず大きな声を出してしまえば慌てて口を抑えられる
「……アホか、時間考えろ」
別に皆に見られてやましい事なんてないのにコクコクと頷くしか出来ない
「で、どうなんだよ」
爆豪は楽しそうにそう聞いてくる……くっそ、ムカつくこの余裕さ……なら私だって
『相当好きかもね』
『爆豪こそ、私に色々くれたりこんな時間に呼び出して私の事相当好きなんじゃない？』
少しは焦ったような顔したら可愛らしいもんなのに、私ばっかり焦ってて馬鹿みたいじゃん
「おう、好きかもしれねぇ」
何故かドヤ顔でそう言い放つから、あぁまた……心臓うるさい
「俺は寝る、こんな時間に起きてられっかよ」
自分でこんな時間に呼び出したくせに眠そうに目を擦って部屋へと戻る爆豪の耳が赤いのは暗くて見えなかった
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ブックオフなのに本ねぇじゃん！！！ - ふっはぁぁぁぁあ…！！神ですね笑！もう、もう、、展開が素敵です！！これからの2人が楽しみですっ！応援してます！頑張ってください！！ʕ・̀ω・́ʔ✧ (2021年11月16日 17時) (
レス) @page25 id: 1a619cef46 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - 好きなんだが？？？？？ (2021年11月14日 9時) (レス) @page20 id: 1ba1957d47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆぅ | 作成日時：2021年11月10日 18時
