限界オタクが最推しにプラベで会うことになった件。【桃】

プラベ18日目 ページ21

ーさとみsideー
やっとここまできた。

Aちゃんをライブに一緒につれてこれた。

結構あってから仲良くなれたとは思う。

でも恋って言われたらなんかわからない。

だって、俺恋なんてしたことないんだもん。

そりゃ学生の頃とかお気に入りの子とかいたけどさ、

そんなことはちょっと違うというか。

俺だって一緒にライブ連れていくなんて初めてだよ。

飛行機ではあんなんしちゃったし

なーくんに頼んで必死に同じ部屋にしたとか、

誰にも言えないな

ライブではかっこいいとこ見せなきゃ、

そう思いながらライブの練習場の自動販売機の前に立つ。

こ「さーとみくんっ」

「お、ころんじゃんどした？」

こ「僕にもおごって？」

「だっるwwwまぁいいけどw」

こ「あとさ、」

「うん？」

こ「あの子、Aちゃんは本気？」

「はっ…？」

ころんは真顔で聞いた。

ころんはわかっているとは思ってた。

でもここまで早くとはな…w

「わかんない。俺、わかんないんだよ。」

こ「どうゆうこと？」

「俺、こんな経験初めてなんだよ。あの子といると心がぎゅってなる。暖かくなるんだよ。」

こ「鈍感がよ…。じゃあさ、僕があの子と付き合ったらどう思う？」

Aちゃんと…ころん…

「！！！」

俺はころんの胸ぐらをとっさに掴んだ。

こ「その心があるなら答えはわかるでしょ？」

「っ…あ…！！ごめん…ころん…つい…。」

こ「いいんだよ？まぁせいぜい落として幸せになりな」

「おう…ころん…ありがとよ。」


なんだよおれ…。めっちゃAちゃんの事好きじゃん。w

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