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｢、、、A先生、グクは？｣
真っ赤な顔で聞いてきたテヒョン。
『今回はちょっと厳しいなぁ。
今はICUだけど、起きるのを待つって感じだね。
さ、2人ももー寝よ。
このままじゃ熱下がらないよ。
ジミンも来れないよ。
おやすみ。
なんかあったらナースコールおして。
今日私、ずっと居るから…。』
腎機能の低下のせいか、うまく体内に血液がまわらず
つねにつきまとう貧血と倦怠感。
ここ数日はベットから全く起きれない状態のテヒョン。
横のベットには抗がん剤のクールが始まり、
日中は吐き気と戦い、
日が沈む頃には38.9という高熱がユンギを襲った。
そして、わかりやすく元気の無い私。
こんなんじゃダメだ、と分かったいても
マイナスにしか頭は働かなくて
誰かに助けを求めたいけど
求める相手がわからなくて必死にもがいていた。
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作者名：hinatabocco | 作成日時：2019年5月6日 20時
