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４０ JM ページ40
いつだって罪悪感はあった。
同じ食べ物を食べてきたけど、
走り回れるのは僕だけ。
周りと同じことが出来るのは僕だけ。
消化器系に麻痺があっても
テヒョンの苦しみに比べたらちっぽけだった。
周りからは｢良かったな。お前は病気じゃなくて。｣
なんて言われた。
自分だけが生きてていいはずがない。
テヒョンだけ苦しむことが、
僕にとっての罪悪感。
せめて守ってやりたい。
ただそれだけ考えて18年間生きてきた。
テヒョンは全部気づいてたんだ。
嘘が下手な僕のことをいつも見ててくれたんだ。
罪悪感は消えないけれど、
何か重たいものが軽くなった気がした。
｢、、ｳｩｯ…ﾋｯｸ、ﾋｯｸ、、テヒョナ…ありがとうｯ///｣
僕より大きな体のテヒョンに抱きしめられて、
色んな思いは涙となって流れた。
｢ジミナ、愛してる。｣
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作者名：hinatabocco | 作成日時：2019年5月6日 20時
