検索窓
今日:14 hit、昨日:7 hit、合計:58,825 hit

32 ページ32

お兄ちゃん…呼んだことない呼び方。



私よりもずっと優秀で、

父のいい所を全て持ってる人。


明るくて、家族のムードメーカーみたいだった。



遺伝子性の血液疾患だと分かった時、

私に笑って 大丈夫、と言った。


子供だから信じていたのかもしれない。



日に日に弱ってく兄を見てられなくて、

なんで貴方じゃなかったよ、と言われることも、

母からの暴力に耐えられなくなって、

私は逃げた。



兄と再開したのは施設に入って2年たった頃。

「キム・Aいますか〜??」



突然やってきた兄は2年前に比べ、

痩せてはいたが元気そうに見えた。

会いたくないわけじゃないけど、合わす顔が無い。

私を見つけるなり、勝手に上がり込んで

「A会いたかったよ」

と言い私を抱きしめてくれた。



「…久しぶりだね。…ジンくん。」

33→←31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
設定タグ:BTS , 病系 , 家族
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

キキ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2019年5月9日 20時) (レス) id: 1808159cfe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:hinatabocco | 作成日時:2019年5月6日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。